GARTERGUNS’雑記帳

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男は黙ってドリルアーム
2002年12月19日(木)

久々に漫画の単行本を買いました。

「SPECTER(スペクター)」(如月弘鷹先生 角川書店)と
「仮面ライダーSPIRITS 2巻」(村枝賢一先生 講談社)。
スペクターの方は雑誌で連載していたのを読んで、その後単行本をずっと探していました。仮面ライダーの方は愛しのライダーマンが登場する回が収録されているのを知って。ふと目にとまったので買ってしまいました。
以下感想。

SPECTER…
明るく前向きなごく普通の高校生の少年「克也」と白髪サングラスロングコートで細身の美形超人お兄さん「蘇芳」と何か謎を秘めた黒髪眼鏡青年医師「佐野」の、「SPECTER」という生物をめぐるお話。ややSFシリアス寄り。BL風味(と言うのでしょうか)。
御察しの通り、蘇芳の美しさとかっこ良さと色気に惚れました。
もうなんか凄い。話し方や物腰も硬い感じなのに、鼻血ものです。特に後半、拘束されて実験(拷問?)を受けている所とか。どこか遠くを見るように眇められた目元とか。口元とか。時折見せる優しい表情とか。ハフウ。
ストーリーも、後半もう少し「SPECTERの本当の用途」について説明が欲しかったかな?と思いましたが、しっかりできていて、とても良かったと思います。やっぱり読んだあと爽やかな気分になるのが好きです。
絵の方はもう書店で手にとって頂くのが一番早いかと。全体は言うに及ばず、黒や白、線の処理や色、トーンワークもとても綺麗で、見蕩れます。

仮面ライダーSPIRITS 2巻…
雑誌でV3とスーパー1の話は読んだのですが、単行本を読むのは初めて。1話もしくは全後編で完結するタイプは途中からでも読みやすくて良いですね。(EATMANとか。)
さて感想。

ライダーマンがかっこいいよ?!!(驚愕)

私の中ではライダーマンのイメージ=ネタキャラだったので、これは驚きました。いや、この漫画シリーズでは、どのライダーもかっこいいというのは判っていたんですが。
とにかく熱い。まさにライダーSPIRITS。
「パパ!!やっつけちゃえ!!」の声に頷くライダーマン、頼もしすぎ。かっこええ。
Xは明るさと悲壮さ、アマゾンは優しさと野蛮さが押し出されていてこれもまた燃える。家族愛や友情といった大切なもの、戦闘シーンの迫力をがんがん感じました。
あと、「ヘンなバイク」と言われてムカッ腹を立てるジャングラーが可愛かった。ちゃんと銛発射してるし。


と言うわけで今日のお勧めは、薄幸の美人さんとドリルでした。
萌えろいい男。



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