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2003年12月30日(火) バス合宿最終日 担当:master 今は22:00です。バスの座席の上でこの日記を書いています。 今日は、格別にいい朝だった。利根川の河原で目を覚ますのも、もう今日が最後なんだね。 この異様な朝の寒さも、バス中に転がる毛布のまゆ(寝ている劇団のみなさま)を避けながら顔を洗いに出るのも。 厳しい数日だったけど、終わってしまうのはやっぱり、寂しい。 思えば、この公演を決めたのはいつだっただろう。 そのときはバスを使うことも、こうして合宿をすることもまだ全然決まっていなかった。 ただただ毎週みんなに会い、こうして日誌をつづってきた日々だった。 その結果、こうして公演を目前にするところまで来ているんだから、なんだか不思議だ。 明日は悔いのない公演にしよう。そのためにも、今日のゲネプロは大事なんだ。 というわけで、今日は、ゲネプロだった。 コースは、柏駅を出発し、国道6号を北上。我孫子、取手を抜け、利根川を渡り、牛久沼へたどり着くまでの道のりだ。 下見は何度もしたし、バスの速度とタイムとの関係も測ってある。エンディングで、ちょうど24:00になる計算だ。僕たちは、2004年を、お客さん達と公演中に迎えることになるんだ。 今日の午前中は、予定コースをバスで流しながら、各自タイムの確認。役者さんはそれぞれ、台詞をぶつぶつとつぶやきながら周りの景色を覚えてる。たどり着いた牛久沼は、やっぱりきれいだ。ここが最後の舞台になるんだと思うと、思い入れもひとしおだ。 思い切って、昼食はうな丼を食べた。ビバ・一点豪華主義。牛久沼はうな丼発祥の地だって、今日知った人多かったんじゃないかな。 13時(本番に備えて、24時間表記に慣れておこうね)から、ゲネプロ開始。明日の公演本番は22:30開演、24:00終演の予定だから、90分の公演になる。今日のゲネプロは、寸分違わず、ジャストのタイミングでゴール!ちょっと自慢:ここ数日、ドライバーのつると私は、ラスト10分で時間を微調整する練習を積んできたんです! ゲネプロの後は、各自反省点を踏まえて、最後の調整。スタッフさんは、仕込みの調整なんかで忙しそうだったね。「全部解決しました」と舞台監督が言うから、大丈夫なんだろう。みなさん、期待してますぜ。 役者は、楽器演奏とダンスの練習を、河原で最後までつめてました。ダンスは、量をこなした者が勝つ!というのがみっきーの信念なんだよね? 合宿初日には「暴走ロボット」と笑われていた私のダンスも、なんとか次第点をもらえたようです。よかった〜! 最後にみんな、牛久沼に沈む夕日を見ながら、公演の成功を誓いました。 明日は、絶対に忘れられない一日になるよ。 今日は、明日に備えて早めに切り上げ、バスがみんなの家をまわって、無事に送り届けました。 最後まで運転してくれたつる、ありがとう。 バスを降りるときって、いつでもなんだか幸せな感じだよね。 明日はがんばろう! 日記は、明日の本番までみんなが好きなときに書けるように、この座席の上に置いておきます。 では、おやすみなさい。 |