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■ 調停日記…第二回
2003年10月22日(水)
平成十五年十月二十一日火曜日、午前十時より、604号調停室。
前回と同じ調停員の方二名。
前回の宿題と言うか、これからの生活設計について、どうですか?と聞かれ、その前に、前回の調停から一月半位間が空きましたが、どうですか?というような事を聞かれた。
何もかわった事はないと言いたいところだが、下の子の運動会があり、それに元旦那がきた事。 また養育費の支払いが止まった事。 止まったけれど、特に連絡はせずに、この調停で理由が聞ければいいと判断した事。 などを話した。 調停員は、運動会にきたんですかぁー、と少し驚いた様子だった。 私としては、彼に運動会に出てもらうつもりでいたので、特に運動会の日時を知らせるつもりはなかったが、向こうから聞いてきたので知らせた。 元旦那がくるのなら…と彼が遠慮してくれた事も話した。 これからの事については、前回と何も変わらない。 元旦那が、父親としての義務を果たすのであれば、親権者はそのまま父親でも構わない。 親権者である事を主張するのならば、養育費はキチンと払うべき。 面接に関しても、子供達が会いたいと言っているのに、会わないのはどういう事か??わからないが、その辺は父親として、親権があろうが、なかろうが、しっかりしてもらいたい。 もし、親権を渡してくれるのであれば、養育費の支払いは、元旦那の判断に任せる。 私としては、親権があろがなかろうが、養育費は払うのが筋だと思うが、心情的に払いたくないという気持ちはわからないでもないので…
わかりました。と言われ、相手の気持ちを聞きますので、少し待ってて下さい。と待たされる。
長い時間待たされたが… ご主人の言葉をそのまま言いますと…と、前置きされ。 親権は絶対に渡さない。養育費も絶対に払わない。 と、言ったらしい。 Σ( ̄ロ ̄|||)なんと!?なんですと?? 呆れてしまった。 調停員の人も、お気持ちお察します…というような顔をしているようだった(笑) 日に日に、私に対する憎しみが増しているようだ。 こんなはずじゃなかった…と。 私と彼との行動に誠意が見られない。などどほざいているらしい。 (/||| ̄▽)/ゲッ!!!なんで私達があんたに誠意を見せなければいけませんの?? 離婚するべくして離婚して、その後に別れた妻が恋人を作ったら、それを報告しろと?? それは違うだろ〜? 再婚します。だとか、一緒に暮らします。ってなったら、報告はするべきかもしれない。と考えたりもしていたが、付き合い始めた直後から、どういう事だ??とメールしてきたり、俺にわかるように説明しろ!!と言ってきたり。 ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ、ほっといてくれよ…先の事はまだ何もわからんし…と応えるのが精一杯だった。 それが、今となって、誠意が見えない。 色々聞いても付き合ってないって応えてたくせに!と始まった。 あんたの頭の中はどうなっとるんじゃ?? 離婚したあの日から一歩も前に進んでいないのかい? 幸せそうなこちらの家庭を想像するとおかしくなるそうだ。 仕事もうまくいってないらしく、そんな事まで調停員に愚痴るのか??情けない… 誠意という言葉を使うのならば、あんたに子供達に対する誠意を見せてもらいたい。
今住んでいるマンションに、元旦那と、彼と、同じ会社の人がいる。 営業所も違うし、仕事内容も違うので、彼は名前くらいしか知らない。と言ってた人。 元旦那とどういう繋がりがあるのかは知らないが、元旦那はそこから情報を得ていたらしい。 調停員の人に、彼がお子さんの幼稚園の送り迎えなどもしたりしているそうですね?と聞かれて、( ̄△ ̄;)エッ・・?と思った。 はぁ、休みの日はそういう事もありますが?と答えると、そういうのも見てるらしいんですよ。だって。 \( ~∇~)/ エーーーッ!!ストーカーやんかーー!恐いでーーー!!と思ったら… 同じマンションの人が見てるらしいです。だって。 こっちは一度も会った事ないんだよ、どっから見てるん??窓から??こ、こわいかも… というかさー、プライバシーの侵害に近いものがあるよなぁ… そりゃ、同じマンションに住んでれば、会う事も見かける事もあるだろうさ、でも、それを、わざわざ誰かに報告するかー? まあね、聞かれて応えただけかもしれないけどね。 その他にも、家族4人揃って楽しそうにお出かけしたりする所も見かけてるらしいんですよ。って言われて。 だから??って感じでしょ? 一緒に暮らしてるの。仲良くって何が悪いんでしょうか?? 母親の恋人が、子供達に虐待をしているのを見かけた…なんて話なら別ですが… 今調停をしているけど、籍も入れてないけど、十分私達は家族なのですよ。 学校にも幼稚園にも、もう新しい父親として受け入れてもらってるし… 現実が見えないのは、元旦那だけなのに。
養育費の意味をわかってないんですね…私に生活費を払ってやってるくらいに思ってるんですかね?と聞いたら。 そうみたいです。だって。 養育費って言うのは、子供達の衣食住全てを含めて、子供達を育てていくのに必要な費用。 その支払いを放棄するなら、親権を放棄しなさい!と言いたい。 調停員の人も、その辺は話したらしく、私の口座に振り込むのがいやなら、子供の口座に振り込んだらどうか?と提案したらしいが、絶対に払わないと言ったらしい。 私を困らせたいだけなのかなぁ?
調停員が、提案なのですけど… あなたは、今お金に困ってますか?と聞くので、正直言うと困ってません。と応えた。 それだったらね、この調停を取り下げる気はないか?と言い出した。 ヽ(~〜~ )ノ ハテ?なんで?? 今の状態のまま、進めていっても、いい方向に決着がつくとは思えないんですよ。 元のご主人も、会社で彼に会ったら、何をしでかすかわからないって言ってるんですよ。 私達が見た限りでも、本当に何かあってもおかしくないような雰囲気がありましてね。だって。 (* ̄ρ ̄)”ほほぅ…そうですか。 それでね、お金に困ってないのなら、一度調停の申し立てを取り下げて、このまま様子をみたらどうか??と。 あのですねぇ、取り下げる気はありません。 申し立てをしたのは、確かに私の方ですが、家裁で話し合いたいと言い出したのは、向こうであって、それに私は、養育費払え!ってつもりで話し合いをしているつもりは一切ありません。と言うと、 そうなると、審判になりますよ?と。 審判で構いませんわよ。私は。 審判になると、今以上に、精神的にも疲れると思うし、審判で親権は父親にってなったら、子供達が15歳になるまでは、親権を移せなくなりますよ。 養育費に関しては、いくら払いなさいってなるとは思うけど…よく考えてみて。と言うので、 このまま取り下げて中途半端になる位なら、審判でキチンと判断を下してもらった方が、あちらの為になると思います。と言うと、 それでも、養育費を払わないって言うかもしれないわよ。って言うから、 それなら、強制執行なりなんなり、なんでもします。 決めた事を守らないなんて許しません。と。
なんて冷たい女だろう…って思われたかな? こんなにキッパリ言わないで、一度取り下げて、もう少し様子を見てからもう一度申し立てをする事も出来ますよ。と言われて、それはわかる。わかるが、このままうやむやにするつもりは全くない。 それでも、調停員は、 取り下げてね、その間に、あなたが再婚するなりなんなりするとね、どんどん事実が積み上がっていく訳ですよ。 そういう中で、もう一度申し立てをすればね、事実が揺るがないものとなっていっているでしょ? それが見えれば、元のご主人の気持ちも変わっていくんじゃないですか? 時間が解決してくれる…じゃないですけど。だって。 時間は確かに大切。 こんなに早く一緒になろうと考える日がくるとは思っていなかったし。 でも、そうさせたのは、元旦那のアホな行動が原因な訳だし。
でもなぁ、親権は渡さない、養育費も払わないって言ってる父親の事を大好きな子供達の気持ちはどうなるのよ?? その父親の悪口も文句も言わない私達の気持ちってどうなのよ??って思うわ… そんな状態でね、面接交渉権があるんだから、会わせろ!って言われたらね、正直言えば、私の心情的には会わせたくありませんよ? まぁ、会わせてなんて情けなくて言ってこれない状況でしょうがね。 ただ子供達には、ママの都合がつかないから、今日はパパと会えないよ!って言ってしまえば、それまで。 ただ、そんな事は絶対にしたくないけどね…
とりあえず、取り下げる気はない事、審判に移行しても私としては、問題ない事を話し、ただ、今ここですぐに、じゃあ審判に!と即決する事は避けたいので、もう一回なり二回なり、調停をしたい。と伝えた。 次回の日時を決める際に、裁判官が同席し、次回からは、調停の場に調査官が同席します。と言われた。 なんだか裁判官も頼りねーなーーって印象。 調査官のおばさんが、しっかりしてそうだけど、次回その人がつくとは限らないと言われた。
今回は向こうのグチが長かったらしく、終わったのはお昼を回っていた。 今回、決着がつき、親権もこちらに。養育費も決まった額を。となるんじゃないかなぁ?なんて考えていたけど… 甘かったらしい(笑) でもね、結局は余裕のある方の勝ちなんだよ。 だって、私はどんな結果が出ても、負けた…とは、思わないと思うもの…
次回は十一月二十日木曜日です。
2003年10月22日(水)
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