doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 キング・クリムゾンのブートCD『Pop Spectacular BBC In Concert』

キング・クリムゾンのブートCD『Songs For Europe』の1stプレス(上)と2ndプレス(下)
1983年に日本盤として初LP化されたキング・クリムゾンのライヴ盤『Earthbound』(1972年録音)。
そのライナーを読み、クリムゾンには『アムステルダム』(1973年11月23日ライヴ録音)というBBCの放送用音源を収録した有名なブートがあることを知った。
1989年、クリムゾンの『アムステルダム』の決定版ブートCD『Songs For Europe』(NDAL)を、発売と同時に渋谷の某店で購入。そのコピー盤が瞬く間に西新宿などのブート各店で大量に出回り、オリジナルとの見分け方を友人に教えてあげたりもした。
数年後、オリジナル『Songs For Europe』の2ndプレスがジャケットを変えて再発となり、迷いながらも購入。
1997年には、クリムゾンのアムステルダムにおけるライヴが、2CD『The Nightwatch』(1973年11月23日録音)として公式発売されたものの、ミックスやマスタリングに違和感があった等々・・・・。
最近発売されたキング・クリムゾンのブートCD『Pop Spectacular BBC In Concert』(プレス盤)を聴いていると、これらのことが懐かしく思い出されてくる。

King CrimsonのブートCD『Pop Spectacular BBC In Concert』
キング・クリムゾンのブートCD『Pop Spectacular BBC In Concert』は、1973年11月23日のオランダ・アムステルダムにおけるクリムゾンのライヴを49分55秒収録した、超レアな放送用アナログ盤「BBC Transcription Disc」からのコピーらしい。
ブート店の宣伝文句などにそそられ購入したものの、元々高音質であるオリジナルの『Songs For Europe』(NDAL)と比べ、音質はそれほど変わらない。
ただ、オリジナル『Songs For Europe』(NDAL)では1st&2ndプレスともにピッチがやや高い(速い)状態であったが、『Pop Spectacular BBC In Concert』ではピッチが(ほぼ?)正常となっている。


ところで、この日はザ・ローリング・ストーンズのブートDVD『Big CockSucker Blues』(プレス盤, 4Reel Productions)が届いた。
本編として収録されているのは、世界最強のライヴバンドであった1972年のストーンズのツアーにおける楽屋裏や移動中の飛行機、ホテル等でのストーンズのメンバーとその取り巻き連中、グルーピーなどの赤裸々な姿。公式発売は差し控えざるを得ないシーンがいくつも登場する、言わずと知れた(?)未公開映像作品である。
新マスターの発見により、画質が向上しているらしい。

2004年09月22日(水)
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