doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 『Ray Charles In Concert』


レイ・チャールズが6/10(日本時間11日)、肝不全のためロサンゼルス・ビバリーヒルズの自宅で死去した。73歳だった。

追悼の意を込めて聴いたレイ・チャールズのCDの一つに『Ray Charles In Concert』がある。これは、Rhino HandmadeからUS&Canadaのみ(それ以外の国への発送不可)で5,000枚限定発売された2枚組ライヴ・コンピレーション盤で、『Ray Charles At Newport』(1958年ニューポート録音、4曲)、『Ray Charles In Person』(1959年アトランタ録音、3曲)、『Berlin, 1962』(1962年ベルリン録音、8曲)、『Ray Charles Live In Concert』(1964年ロサンジェルス録音、7曲)、『Ray Charles Live In Japan』(1975年東京or横浜録音、7曲)の5作品から全29曲収録されている(私のCDの限定ナンバーは「0337/2500」なので、もしかしたら2,500枚限定かも)。
特に、1950年代後半から1960年代初めのライヴは圧巻。安価で入手しやすい一般発売が実現し、多くの方に聴かれることを願う。

ちなみに、日本への発送不可なのに入手できた経緯は、同じくRhino Handmadeから限定発売されたジミー・スコットの“幻の名盤”『Falling In Love Is Wonderful』(日本への発送不可)の場合、試しにRhino Handmadeのサイトで注文しようとしたが受付けられず、このことから、Rhino Handmadeのサイトでの『Ray Charles In Concert』の注文は最初から諦めていた。
ところが、ある個人HPで、ダメもとで『Ray Charles In Concert』を注文してみたら出来てしまい、しかも、無事日本の自宅に届いた旨書かれた文章を読んだことから、私も試しにRhino Handmadeのサイトで注文してみたら受付けられ(2003/10/30)、5日後にCDが到着した次第。
なお、ディスクユニオンの一部の店では、Rhino Handmadeの日本への発送不可のCDが少数入荷することもあり、ジミー・スコットの『Falling In Love Is Wonderful』、『Ray Charles In Concert』ともに店頭で見たことがある。


話し変わって、かつて開設していた私のWEB日記の「2003/10/05 (日)」付にも書いたことだが、カサンドラ・ウィルソンが2004年8〜9月に来日ブルーノートの各店舗で公演を行う。
日程、チケットの予約受付開始日などの詳細も発表されており、名古屋ブルーノートでは、すでにチケット予約受付中らしい。

もう一つ。
クラフトワークの「正式にはCD化されていない初期3作(『Kraftwerk』『Kraftwerk 2』『Ralf & Florian』)」の発売の話があるらしい(『CD Journal.com』6/9付)。ぜひとも実現するよう、もの凄く期待している。

2004年06月11日(金)
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