予防審美  
小林歯科クリニック  
 
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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】

2021年11月13日(土) コロナ禍こそ「歯科に通うべき」理由−2

昨日の続きです。

唾液分泌を促す口腔ケア

そこで口腔内を清潔に保つため、日常で気軽に取り入れられる口腔ケアを聞いた。ポイントは殺菌効果のある唾液の分泌を促すことだ。

“あいうべ体操”や“顔周りに存在する唾液腺のマッサージ”が有効だという。


マスク着用により歯並びも悪化 

実は、マスク着用によるリスクはまだある。
中長期的な影響として挙げられるのが、「歯並びの悪化」と「誤嚥」だ。

特に幼少期からマスク着用が当たり前になっている子どもは、将来的に歯並びに影響することが心配されているという。

「お子さんには、家にいてマスクが取れるときは、口を閉じて鼻で呼吸するよう促してあげてください。また、口周りの筋肉を動かすようにするとよいでしょう」


口周りの筋力の低下で誤嚥のリスクも

さらに口周りの筋力の低下は、誤嚥のリスクも押し上げる。

「食べ物を口の奥に送り込んで呑み込むという一連の動作には唇、頬、舌のそれぞれの動きの絶妙なバランスで成り立っています。飲み込む力の衰えは老化によりある程度仕方ないことですが、そこにきて人との会話が減ると口周りの筋肉が低下し、このバランスが崩れ、誤嚥のリスクを助長してしまうのです。誤嚥が怖いのは、口の中のばい菌が誤って気管に入ることで、命に関わる誤嚥性肺炎を起こすこと。普段から口周りの筋力の維持と、口の中を清潔に保つことは命を守るうえでも大事なのです」

高齢者であれば、口の中の乾燥によるむせを防ぐためにも、唾液腺マッサージを食事前ごとに行うのも効果的だという。


積極的な歯の定期検診を

また、口の中は口内炎やヘルペス、舌や粘膜、歯茎の腫れなど、“疲れのサイン”が如実に表れる場所でもある。

「こうした異変は、睡眠不足や栄養の過度な不足で免疫力が低下している状態で、コロナやインフルエンザに罹りやすくなっている時でもあります。口のなかに異変を感じたら歯科を受診してもらって構いませんし、もちろん何もなくても日ごろから定期的に歯科健診に通っていただき、口の中の意識を高めてもらうことが全身の健康維持には欠かせません」

コロナ禍当初は、誤った情報の流布に依り、歯科への受診をためらう人も多かったかもしれないが、虫歯や歯周病だけでなく、病気を予防するという点からも歯の定期検診には積極的に通いたい。

そもそも口腔内を扱う歯科界では、コロナ流行以前からB型・C型肝炎ウイルスなどの感染予防を徹底しており、一般の医療施設以上に厳格な感染対策を実施してきた歴史がある。

「全国の歯科医院で患者さんと医療者間のクラスターがほとんど発生していないことは、その証左でもあります」 

この冬はマスクの内側にももっと意識を向けて、虫歯や歯周病予防、ひいてはコロナやインフルエンザへの備えをしておくと安心だ。


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