今週のNHKきょうの健康は、“歯と口の健康”特集。第二弾の今日は、「虫歯の治療」について。番組HPによると・・・虫歯は子どもでは減っていますが、大人では減っていません。大人の虫歯で多いのは、以前虫歯を治療した歯で、長年たってから再発するケースです。虫歯の治療では、歯を部分的に削って詰め物やかぶせ物をします。それから長い年数がたつと、かむことによる負荷や、熱い物や冷たい物など温度の変化により金属が膨張や収縮を繰り返すことなどで、詰め物やかぶせ物が変形してしまいます。すると、歯との間に隙間ができ、そこにプラーク(歯垢)がたまります。そして、プラークの中にいる虫歯菌により虫歯が再発します。この場合、表面からは見えづらく気づきにくいため、進行しやすいのが特徴です。歯を削っている分、神経に近い場所で再発することが多く、痛みを感じて受診したときには神経が障害されていることも少なくありません。歯の詰め物やかぶせ物には寿命があるため、定期的に歯科を受診してチェックを受け、必要なタイミングで再治療を受けることが大切です。