予防審美  
小林歯科クリニック  
 
〒150-0001  
東京都渋谷区神宮前4-7-1  
東京メトロ表参道駅
(銀座・半蔵門・千代田線)
A2出口から徒歩3分
 
とんかつまい泉の並び
Shiny Owl Cafe の2階
 
 
24時間 インターネット予約  
ご意見・お問い合わせ  
 03 5474 5884  
 発信者番号通知をお願いします  
 
トップ  
診療案内  
アクセス  
院長挨拶  
スタッフ紹介  
診療システム  
診療の流れ  
コラム  
ブログ  
リンク  
 
 
 
 
 
 
 
Copyright(C)
1994〜 小林歯科クリニック
All rights reserved.
 

 

 

★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】

2014年06月23日(月) 不調要因となり得る“噛み続け”を科学する

今朝放映のテレビ朝日モーニングバードから・・・


『頭痛・肩こり・腰痛・お腹の張り…その原因は“噛み続け癖”にあり?』

「頭痛」「肩こり」「腰痛」などでお悩みの方は少なくありませんが、そうした体の不調は「噛み続け癖」が原因で起こる場合もあるのだそうです。
その詳細について、レポーターの石原良純さんがR歯科医師を訪ずれたのだそう。

R歯科医師よると、私たちの上下の歯が接触している時間は「1日20分程度」なのだそうです。
接触するのは基本的に「ご飯を食べている時のみ」で、その他の時間は「上下の歯の間に1〜2mmの隙間ができている」のが正しい状態だといいます。
ところが、「日本人の4人に1人は上下の歯が当たっている時間が極めて長い」そうで、俗に「噛み続け癖」、正式には「歯列接触癖」と呼ばれているのだそうです。

「“噛み続け癖”を持つ人は、口を閉じる筋肉が常にオンの状態にある」と、R歯科医師は指摘します。
「口を閉じる筋肉」と「口を開ける筋肉」のバランスが保たれているのが理想的なのですが、“噛み続け癖”がある方の場合は「口を閉じる筋肉のみが鍛えられてしまい、やがて疲弊してしまう」というのです。そうした「筋肉のアンバランス状態」は、筋膜を伝わって肩やこめかみの筋肉をも緊張させてしまい、その結果、「頭痛や肩こり、腰痛などの不調を招くことに繋がる」とR歯科医師は警鐘を鳴らしているという。

“噛み続け癖”の弊害はそれだけではないといいます。
「上下の歯が触れあうことが多いと、通常よりも多量の唾液を分泌させてしまい、それを飲み込む際、より多くの空気も一緒に飲み込むことになる。その結果、膨満感(お腹の張り)が生じたり、ゲップやオナラの回数が増えたりもする」のだそうです。



『“噛み続け癖”の発生原因と、その痕跡の確認方法』

体長不調の要因となり得る“噛み続け癖”は、何が原因で起こるのでしょう?
R歯科医師は「必要な時以外には口を閉じ、あまり歯を見せない”という日本独特の生活風習が関係しているのでないか」と推測しているそうです。
また、「ストレスを感じたり、何かに集中することが多いと、体を緊張状態にする“交感神経”が活性化し、上下の歯が触れあう機会が多くなる」とも指摘されています。

R歯科医師が、これまでの診察を通じて知った「“噛み続け癖”を持つ方の傾向」としては、
(1)笑う機会が少ない
(2)普段の会話が少ない
(3)怒りっぽい性格である
(4)神経質である
(5)寝不足気味である
等々があるそうです。
(1)と(2)については「口を開く筋肉があまり使われておらず、口を閉じる(噛む)筋肉ばかりが鍛えられているから」だといいます。
(3)〜(4)については「体を緊張させる“交感神経”が活性化される機会が多い」ことを意味しているそうです。
「緊張によって、上下の歯が触れ合う状態が起こりやすくなる」のだといいます。

R歯科医師は、「噛み続け癖のある方の口の中には“動かぬ証拠”が残されている」とおっしゃいます。
その1つは「歯が削れていること」で、これは歯科医が見ればすぐに分かるそうです。そして、もう1つは「頬の内側や、舌の周縁部に“歯型”が残っていること」なのだそうです。
頬の歯型というのは「頬の肉を巻き込みながらギュッと噛む」際に付くのだといいます。
一方、舌の歯型のほうは「噛まれ続けることによって、ベロの周りがギザギザ状態になってしまう」のだそうです。
頬や舌の“痕跡”の有無については、一度ご自身で鏡を使って確認してみると良いそうです。



『“噛み続け癖”にも有効な治療装置と、自宅で行える改善法』

チェックの結果、自分にも“噛み続け癖”があると分かった場合、一体どうすればいいのでしょうか?
R歯科医師のクリニックでは、“噛み続け癖”が重症化して筋肉のバランスが極度に悪化している患者さんには「マイオモニター」という装置を使った治療を行っているそうです。
それは、「口を閉じる筋肉と肩に電極を貼り、筋肉の奥にある神経に電気刺激を加える」という仕組みなのだそうです。
その結果、「頬の血流が改善し、緊張していた筋肉がほぐれていく」のだといいます。

R歯科医師は、自宅で簡単にできる“噛み続け癖”の改善方法を考案し、指導しているそうです。
それは「きれいトレーニング(口を開ける筋肉を鍛えるレッスン)」と「ほっぺたストレッチ(口を閉じる筋肉をほぐすレッスン)」の2つで、「崩れてしまっている“口の開閉に使う筋肉のバランス”を整えてゆく」ものだそうです。
どちらも「上下の歯が触れないよう意識しながら行う」のがポイントで、「上下の歯を離す癖をつける」のが目的なのだといいます。
つまり、“噛み続け癖”を“離し癖”によって改善していく、というわけです。


R歯科医師に、問いたいと思う。
本当にTCHが腰痛の原因になるのかと。
噛んでいることが心地よいと感じてしまうような人の場合は、行動療法じゃないと無理な気がするのだが・・・


 < 過去  INDEX  未来 >


[MAIL] [HOMEPAGE]