予防と審美 |
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小林歯科クリニック |
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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
2014年01月28日(火) |
口腔リハビリに注目−2 |
昨日の続きです。
■「口から食事」回復に診療報酬で評価へ
厚生労働省は平成26年度の診療報酬改定で、胃ろうの患者にリハビリを実施し、口からの食事ができるまでに回復させた医療機関に診療報酬上の評価を行う方針。 どんな医療機関にどんな条件で実施するかは未定だが、安易に胃ろうにしたり、リハビリもせずに放置する現状を是正したい考えだ。
医療経済研究機構が胃ろうを作った病院に行った調査では、胃ろうにした患者の24%はその後のリハビリなどで経口摂取に戻る可能性があった。
だが、介護保険施設に入所した胃ろうの患者で、胃ろうを使用せずに済むようになったのは2%。 また、経口摂取に戻る可能性のある患者に、自院でも退院先でも嚥下機能訓練を実施しない医療機関は19%に上った。
胃ろうは本来、一時的に口から栄養を摂取できなくなった患者が回復するまでの処置。 しかし、事前に嚥下機能評価をせずに胃ろうを施し、リハビリもしないまま胃ろうを続けるケースが少なくないと問題になっている。
日本では、胃ろうの患者は人口100万人当たり657人で英国の55人の10倍以上。 70歳以上の胃ろうの患者も英国が41%なのに対して84%と高い。
■「介護食」市場規模とニーズに乖離
藤田保健衛生大学の東口高志教授の監修で、イーエヌ大塚製薬が在宅介護を行う全国1000人に行った調査では、介護の必要な人が笑顔を見せるのは「話し相手をしたとき」(51%)に続いて、「何かを食べるとき」(41%)が挙がった。
ただ、要介護の状態が重くなるほど食べさせることに介護負担も増す。 「家族と同じもの(常食)を食べている」度合いは、要介護5では17%に落ち込む。
しかし、市販の介護食品がうまく取り入れられているかどうかは定かでない。 民間シンクタンクの調べでは、現在の介護食品市場は1000億円だが、要介護者数などから試算される介護食品のニーズは2兆5000億円と乖離(かいり)がある。 個々の家庭では、介護食の選び方や入手方法で分からない点が多いとみられ、課題は多い。
社会的な取り組みが必須ですね!!!
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