とある大学の生物科主催の ↑ に参加させていただきました。そのエキスパートな方々が“レアモノ”と仰るモノが続出の観察会になりました。たくさんあるので、3回に分けてのご報告。で、今日は、動物(昆虫)編。←オオミズアオ大型の青白色をした“ガ”で、成虫の前翅長は80〜120mmほど。櫛歯状の触覚がよく発達しているので、雄のようです。5月と7〜8月の年2回発生するそうですが、チョッとフライング気味の登場のようです。幼虫は、モミジ、アンズ、ウメ、サクラ、ナシ、リンゴなどの葉を食べるそうで、都心のビル街などでも見かけることがあるそうです。←ヨコヅナサシガメ元々、中国から東南アジアにかけて分布していたものが、昭和初期に貨物に紛れて移入し、1990年代から関東地方でも見かけられるようになったのだそうです。カメムシの仲間で、名前の通り“刺すカメムシ”なのだそうです。細長い針のような口を持っていて、チョウやガの幼虫を刺して、体液を吸うのだそうです。見ての通り、サクラの他、エノキ、ケヤキ、クワ、ヤナギなどの、樹洞や大木の幹のくぼみに、幼虫は数十から数百匹程度の集団で住んでいることが多いのだそうです。←ニジュウヤホシテントウたくさんの黒紋をもつテントウムシです。皆さまがよくご存知のナナホシテントウのように、アブラムシを食べてくれる(人間にとっての)益虫ではありません。成虫&幼虫ともにナス、ジャガイモ、トマトなどナス科植物の葉を食害する害虫なのだそうです。灰色の短毛を密生しているので光沢が鈍いですね。・・・といった講義を受けながら、八王子市の平山城址公園〜東京薬科大方面を、総勢約60名で散策しました。