予防審美  
小林歯科クリニック  
 
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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】

2005年05月27日(金) 健康へのデザイン たばこのない生活−4

読売新聞の医療ルネサンスというコーナーに「健康へのデザイン たばこのない生活」というシリーズが掲載されているので、是非、紹介しておきます。
転載にあたり、実名等はイニシャルに置き換えるなどさせていただくことをお断りしておきます。

第4回目の今日は《喫煙「注意」から「警告」に》」
「喫煙は、肺がんの原因になります」「心筋梗塞(こうそく)の危険を高めます」

たばこの箱に印刷されている健康への注意書きが、「健康のため吸い過ぎに注意」といったあいまいな表現から、病気などの危険を示すものに、来月末までに順次切り替わりつつある。

たばこによる健康被害を減らそうと世界保健機関(WHO)が中心になって、策定した「たばこ規制枠組み条約」が今年2月に発効したのを受けたものだ。

条約では、箱の裏表にそれぞれ最低30%以上の広さを使って警告表示を印刷するよう定めている。
従来の「注意」は、「警告」とは言えなかった。

警告文は、肺がんや心筋梗塞のほか、脳卒中、肺気腫(きしゅ)、胎児の発育障害や早産、周囲の人への受動喫煙の害、ニコチンによる依存、未成年者の喫煙防止――の計8種類。

肺気腫は患者の9割が喫煙経験者という“たばこ病”の代表だ。
専門のN大呼吸ケアクリニックKさんは、「たばこが肺気腫などの呼吸器の病気を悪化させるという知識が広がるのは、大変良いことだ」と語る。

喫煙者の10〜15%がCOPD(慢性閉塞(へいそく)性肺疾患)と総称されるこうした呼吸器の病気になる。
唯一有効な予防法は、たばこをやめること。
治療でも、木田さんの最初の仕事は、禁煙の支援になる。
しかし、簡単ではない。

重症のCOPD患者のように長い喫煙習慣のある人はなおさらで、Kさんは「病気になっても、どうしても禁煙が難しい人が1割ほどはいる」と嘆く。

重症者は、酸素ボンベを常備して、鼻に入れたチューブから酸素を補給する酸素療法が必要だ。
火気厳禁であるにもかかわらず、家人に隠れて喫煙しようとしたことなどが原因で引火、爆発でやけどを負ったり、火災になったりする事故も数件起きている。
ニコチン依存の怖さだ。

「人により程度は異なりますが、ニコチンにより喫煙への依存が生じます」。新たに印刷される警告表示の一つとして加わった。

カナダやブラジル、欧州などでは、「喫煙者は早死にする」といった文章に加え、真っ黒になった肺や病人などの写真も載せて、まるで“毒物”扱い。

「健康のために」とやんわりと注意を呼びかけてきた日本も、いよいよ一歩進めて、病気の原因と名指しを始めることになった。

さて、あなたはたばこをやめますか、それとも……。

                            ★

禁煙の効果 米国での約88万人を対象にした研究では、35歳で禁煙した場合は、喫煙を続けた人に比べて、男性で6.9〜8.5年、女性で6.1〜7.7年寿命が延びる。
禁煙した年齢が65歳でも、男性で1.4〜2年、女性では2.7〜3.7年長生きできる。
禁煙は早いに越したことはない。
ただし、「遅すぎる」ということもないというわけだ。


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