☆★☆IN THE LIFE☆★☆...あすか

 

 

逢瀬 - 2001年12月10日(月)

今日は彼が帰ってくる。
判っていたから、メール入れてみようかな?と思ってた。
そしたら、彼からメールが来た。

「ただいま」

やっぱり、メールくれると思ってたんだ。

「おかえりなさい」

そう、私は返事した。

それからしばらくして、彼から電話がかかってきた。

色んな事話していたんだけど、彼がとっても逢いたそうな雰囲気だった。
私からは、逢いたいって言わない。
そう決めている。今のところは・・・。

やっぱり、彼は逢いたいって言ってきた。
夕方から出かける予定だったので、出かける時間を繰り上げて彼と逢った。

ホテルに行ったわけではない。
私の用事の時間になるまで、お茶しただけ。

沢山、沢山、色んな事話した。
彼は黙って、ちゃんと話を聞いてくれる。
そして、会話がきちんと繋がる。
彼に対しては素直になれる。

前に付き合っていた彼のことも話した。
彼は嫌な顔一つせずに聞いてくれた。
なんか、そういうの新鮮だった。

「これ、お土産」

そういって、彼が包みを差し出す。

開けてみると、口紅だった。

ラメの入った、とっても綺麗なピンク色。
私のイメージあわせて選んでくれたんだって。
すっごく、嬉しかった。
男の人に口紅もらったのなんて初めてだったし。

「金曜日につけていくね」

「じゃあ、少しずつ返してね(笑)」<使い古されたフレーズ(笑)

そんな会話をしながら、二人で笑っていた。

彼との逢瀬は楽しい時間。
その時間はあっという間に過ぎる。

彼は別れ際に軽くキスしてくれた。

周りに人がいるのにね(笑)
ちょっと、恥ずかしかった・・・。



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お土産を渡してくれたとき、思わず聞いた。
彼のお母さんにも頼まれていたらしいので、一緒に買ったみたいだったんだけど・・・。

「おうちにも(奥さんにも)ちゃんと買った?」

「うん、買った」

彼はちゃんと答えてくれました。




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