TOM's Diary
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皇帝ペンギンのDVDをレンタルしてきた。 テレビなんかのレビューで感動の作品などと紹介されていたので かなり期待していたのだが、ちょっとがっかりしてしまった。
期待しすぎた私が悪いのか?
いきなり台詞をしゃべるペンギンにまず興ざめ。 途中でいろいろ解説が入るのだが、この解説が中途半端でがっかり。
たとえば、卵を失った親ペンギンはどうするのか・・・そのまま 仲間と一緒にその場に止まり続けるのか、それともエサを求めて 海に戻るのか?など・・・いろいろ疑問がわいてくる。
最初の30分の時点では100点満点で10点くらいしか上げられなかった。
NHKで深夜に動物のドキュメンタリー番組をやっているが、 あっちの方がよっぽどか感動的だし、知識も得られるし、はるかに おもしろい。疑問なことが出てきてもちゃんと最後まで番組内で 解説をしてくれる(NHKオリジナル作品も良いが、BBCなんかが 作った番組もおもしろくて、ついつい夜更かしをしてしまう原因に なってしまう)。
で、皇帝ペンギンだが、そうは言っても見ているうちにだんだん 引き込まれていく。激しいブリザードを必死で耐えながら卵を 暖めている姿や、凍ってしまった卵をむなしく突く親ペンギンの 姿は惹かれるものがある。 あの撮影をしたスタッフはすごいと思うし、ペンギンたちの生態も とても感動的であるとは思う。
じゃぁなにがだめなのか? どうも、あの解説がこの作品をだめにしているように思う。 編集も、もう少しなんとかならなかったのか? ペンギンと現地の撮影スタッフの苦労が台無しになっているように 思えてしまう。
と、言うわけで かな。
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