TOM's Diary
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2004年03月01日(月) Haerd Braeking

家路を急ぐ深夜の首都高
暖房が心地よく効いた室内
音楽が心地よい
右足を微妙に調整しながらもスムースに走る高速道路は気持ち良い

週末の首都高はトラックは少なく乗用車ばかりだ
アルファードの高い運転席から周囲のクルマを見下ろす

都心環状線と3号線の合流が近付く
右カーブに備えてアクセルパーシャルから全閉へ
右足はブレーキペダルに移すが、まだ踏んではいない

そのとき
数台前でブレーキングを終えてカーブに侵入しようとしていたクルマが
再度ブレーキを踏んでいるのが目に入る

無意識に右足を軽く踏み込みブレーキランプを点灯させる
シフトレバーに乗せた左手は
シフトポジションを一つさげたあとハンドルに移す
ハンドルを両手でしっかりと握る

数台前のクルマはタイヤスモークを上げはじめる
事故だろうか?

後方車両との車間距離を確認しながら思いっきりブレーキを踏み込む
後方はあまり車間がない
少しブレーキを緩める

ほぼ同時に直前のクルマがブレーキをかけはじめた
スピードはこちらの方が落ちているが、直前のクルマの方がスピードの落ち方が早い
このままでは追突するだろう

しかし、後方のクルマはまだ前方の異常に気付いていないのか減速する様子がない
後方が非常に気になりはじめる

まったく気付いていない?
脇見?

ブレーキをさらに緩めたいがこれ以上は無理だ
前方に追突してしまう

全身に力がはいる
そのときようやく後方車両が気付いたようだ
クラクションをならしながらも減速をはじめる

クラクションを鳴らされたことに異常に腹が立つ

数台前のクルマは強引な合流車両を無事に回避し加速を始めていた
私も直前のクルマにあわせて加速をはじめる

後方のクルマはいまだにクラクションをならしている
右車線に飛び出すと、そちらも左車線の余波を受けてペースが落ちている
むしろ左車線の方がペースが早い
あきらめて私のクルマの後ろに戻ったようだ
前をきちんと見ていれば右車線の方がペースが遅いことくらい分かりそうだが・・・

いい気味だ
こんどは後方のクルマが急に割り込まれた右車線のクルマからクラクションをならされている

気分を落ち着けて前方に注意を戻す
聞こえていなかった音楽がまた耳に戻ってきた


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