ゆうの赤裸々日記
ひすいちゃんによる姉妹日記
思いつくことをそのままに

2002年03月11日(月) 鬱々


多分鬱々
原因は昨日も書いたとおり留年だろう。
ま、半分自分のせいだ。

後は、楽しみにしていたイベントに行けなくなった。

発散場所、消失。

来週から、バイト8連勤。
鬱々。
これは俺のせいじゃない。

あァ、鬱々。

ずっと惰眠をむさぼると、後で反動で眠れない。
眠れないのに眠い。

疲れた…











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ついでだから、もうちょっと気分が鬱々する話。(爆)


俺は、今自分が行ってる大学が嫌いだ。
それなら辞めればイイなどと思ってしまうが、学部の関係上、おいそれと辞められない。

で、何故嫌いかと言うと。
理由は2つくらいある。
一つ目は、前にも書いたが、お坊ちゃん、お嬢ちゃんが多く、金銭感覚がちょっとついて行けないと言うところ。
まぁ、好きなものに関して言うと、俺の金銭感覚も壊れているから、あまり他人の事は言えないのだが。

もうひとつは、かなり深刻かもしれない。俺の中だけかもしれないが。
多分これは、親にしか言った事の無い事。

学部上、解剖実習がある。
幸いな事か、幸いでないか、その解剖は人体ではない。
タダ、この人体で無い事が、問題かも知れないと思うときもある。

うちの学部は、ラット(ねずみ)を解剖した。
体の中を見るため。
まぁ、それなら、人体の方がイイと思うのだが、ラットである。

俺も、とりあえず、ラットの腹の皮を切って、肝臓を拝むところまで行った。
しかし、元々レバーが嫌いな俺は、そのラットの肝臓が放つ異臭(肉臭さ)にやられて、実習室から外に出る羽目になってしまった。
幾分吐き気もおさまって、実習室に戻ったとき、俺が目にしたものは。
かちゃかちゃと響く、解剖器具の音と、学生達の笑い声。
「あ…動脈切っちゃった」やらの声。
そして、実習室の隅に置かれた、「ラットの死体入れ」。

怖くなった。
生まれて間も無いラットを、楽しそうに解剖する学生。
その、「捨てられるための命」が何故存在しなければならないのか、と言う理不尽さ。
命が軽んじられている気もした。

ラットの死体入れは、どこにでもある、ポリバケツ。
あの中に、全ての臓器を取り出され、ばらばらになったもはや肉の塊と化してしまったラットが、それこそ3桁近く、放り込まれるんだろう…

そんな事を一瞬のうちに考えてしまって、俺は実習室の入り口に立ったまま、動けなくなった。

嫌だ。

こんな怖い人達と一緒にいるのは、嫌だ。

素直な感想だった。

ほぼ倒れるように、実習室となりの準備室で横になっていた。
早く帰りたかったが、俺の班員は作業が遅く、ほとんど終わりまで残される羽目になった。

それから、1週間はまともに物が胃に入らなかった。
一月、肉が食べられなかった。
半年後、ようやく魚が食べられるようになった。


当然、解剖実習の単位は無い。


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ゆう [てがみ] にんめ。

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