久々『ガンダム』ネタ☆　……それでいいのか、オイ。

　とにかくの『ガンダムＡ』──さすがに場塞ぎで、購入しなくなって、久しいのだが、一応、毎月チェックはしている。
　『オリジン』大分、進んだねぇ。ララァも本格登場してるし。でも、今回のシャリア・ブルの扱いにはちょいと首を捻った。
　何だか、妙に小物臭く描かれていたような。いや、別にファンというわけではないのだが、ＴＶ版でも富野氏の小説版でも、中々の人物、のように描写されていたと思うのだが……。特に、一話限りの登場だったＴＶ版は、シャアも十分に評価していたし、ララァとだって、互いに認め合っていたように見えた。
　アムロだって、『シャリア・ブルほどのパイロットにも勝った』からこそ、シャア達はより、ニュータイプとしての覚醒を感じ、警戒する、ということだったのでは？
　なのに、何だか『オリジン』のシャリア・ブルに勝っても、今一凄さが……いや、無論、他のＷＢパイロットたちが散々やられて、戦死者まで出した（ダニー君、逝ってしまったか…）のだから、相当に大変なことのはずなんだが、受ける印象だけはそういうものだから……。

　とにもかくにも、『オリジン』版ニュータイプ・パイロットはこの二人だけなのかね。やはし、クスコ・アルは出ないのかなぁ？（いい加減、しつこい？？）
　ま、『オリジン』版のブライトも、輝のイメージするところのブライトとはかなり違うので、ない方がいいとも思うけど。

　さて、本題！！（え、『オリジン』が本題じゃない？）──連載唯一の『ガンダム』小説『機動戦士ガンダムＵＣ（ユニコーン）』　軍事小説に定評のある福井晴敏氏（『ターンＡ』も書いた方）による作品。
　『逆襲のシャア』三年後の地球圏が舞台。そして！　ロンド・ベル隊やネェル・アーガマが登場の日にゃあ、『もしかして、その内、ブライトも出るかひらん』と、結構、楽しみにしていた。いや、一寸、楽しみ方が間違っているよーなのは認める。認めるよ、うん。
　でも、不遇のネェル・アーガマが頑張っているのには泣けるものも^^；　好きな戦闘艦ランキングにはＷＢを筆頭に歴代『白い母艦』が軒並み、ランク・インするのに、何故か、影も形もない微妙な立場の艦だったりする。輝は好きなんだけどなぁ☆
　ゲームブック『シャアの帰還』にも登場しいてたので、またマニアックなトコから引っ張ってきたな、とか感心すらしていたら、福井氏は『シャアの帰還』は知らなかったらしく、単なる偶然だそうな。偶然でも凄いよな。
　因みに『シャアの帰還』にはブライトもネェル・アーガマ艦長として登場している。つまり、ロンド・ベル所属として──輝は富野版小説準拠で、『ブライトがロンド・ベルに加わったのはシャアの叛乱直前』説で話を書いてきていた。
　でも、最近じゃ、ブライトがロンド・ベル隊発足に尽力していたというのが定説っぽくなっていて、今一、納得できなかったりする。

　それはともかくの『ユニコーン』──遂にブライト本格登場☆　純粋に嬉しいもんだが、福井氏の書くブライトが何だか、輝の印象に公式では一番、近いような感じがした。つまり、ブライト・ファンから見た良いイメージで書いてくれていると感じられたわけ。
　今後、嫌でも物語の中核に絡むはず──絡むと信じている。活躍してほしいもんだ。

　ところが、単行本買ってないんだよねぇ……。だって、あんなに厚いんだもん！！(だから、場塞ぎ)　しかも、一巻三章だぞ。文庫だったら、即買いなのに……。今までの外伝だって、ちゃんと買ってるのに。それで、最初の『コロ落ち』にハマったんだよ。ＤＣまで買ったんだよ。
　今からでも遅れててもいいから、文庫化してくれないかなぁ。