全く思い出せない『リフトウォー・サーガ』第二部の筋が気になる……で、こんな時こそ、ネット活用だっ☆ とばかりに調べてみた。 新装版出るんだから、待ってりゃいいじゃん★ とか言われそうだけど^^; 勿論、超短な粗筋くらいしか出てこなかったが──それでも、最終巻発行が十年以上前にしては十分かもしれない。 で、買わなかった理由…;;;
第一部は『魔術師の帝国』『シルバーソーン』『セサノンの暗黒』から成り、第一巻スタートから十数年間の物語。登場キャラも若々しく、その世界を駆け回っている。(輝が持っているのは実は『魔術師の帝国』だけ。ファンの間でも評価が高い様子。以下は立ち読みのみ) ところが、第二部の舞台は──何と、第一部完の三十年後!? 殆ど、次世代の物語だという。第一部のメインどころも『生きている限り』は顔出しもあるが、これが切ないちゅーか、遣る瀬無い★ 三十年も経てば、死んでる人も多いし、生きてても、当然、お年を召しているTT お気にキャラがいきなし、じー様ばー様になってたら、引くっての!!
思い出せないどころではない。読んだ記憶も怪しかったが、要するに、輝は『第二部は読んでいなかった』わけだ。つか、読めなかったんだよっ!! キャラが年食うのは『ガンダム』でも経験済み。所謂『FG』から『逆シャア』までの十三年。小説のみの『閃ハサ』となれば、二十数年を経ている。 輝の一押しGキャラといえば、ブライト・ノアだが、『FG』では19歳の青年が『閃ハサ』では40代の壮年だったりした…。でも、生きてたし、余り年を感じさせなかったのは幸いだった。つーか、40代前半がギリギリの許容範囲だよなっ★ ところが、『リフトウォー・サーガ』での一押し変人狩猟長官マーティン(名前出してなかったよ。またの名はマーティン・ロングボウ。長弓の名手だから)の初登場時は26歳(のはず)。『帝国の魔術師』では森の中を囮役になって、颯爽と駆け回る御仁で、そのラストでは37歳だった。 続刊はその数年後なので、第一部完結時はギリギリ40歳目前くらいか。それでも、十分にオジサンの域だが、性格他からやはり年を感じさせなかった。 とはいえの第二部──ここで+30したら、幾つになるよっ!? 遣る瀬無いなんてもんじゃないっしょTT 第一部のお父上よりも年上になってるだろうし、想像もできん。 昔、読んでいた頃は『確かに変わっているけど、飄々とした粋で謎なお兄さん』のイメージが強かったから尚更だ。 しかも、第二部じゃ、かーなりの不幸に見舞われるらしくで……。そりゃ、読めないよ。
とにかくの『リフトウォー・サーガ』はかなり長い時間を視野に置いた『大河ドラマ』的といえるか。尤も、『大河』だって、大抵は一個人の生涯を描いて終わるが、このサーガは更に数世代に渡る。 和訳されているのは第二部までだが、原書では第五部くらいまであるらしい。その上、後継の別名サーガも待っているとか。視点の持ち方が、原作者フィーストは一キャラなどに向けられがちな読者とは違うんだろうなぁ。でなきゃ、結構、あっさりとは“死”は書けないだろう。
ともかくで、第二部はやはし買えそうにないなぁ。でも、怖いもの見たさはあるから、出てから、その気になる可能性もあるか。
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