『電車男』終了。ラストが殆ど解っているとはいえ、中々の演出だった……。 でも、拡大版にする必要はなかったかなー。一々、報告の形での辺りはちょいと中弛み気味に映った。 プレ・ラストの回での、電車を掲示板に引き戻そうとするスレ住人たちの活動辺りが奇妙に盛り上がっての最終回だったので、余計にそう感じたらしい。 しかし、まぁ、妄想空想の形とはいえ、会ったことはない住人たちに見送られての二人の旅立ちを表現した最後の発車シーンは夢があって、宜しかったのでは? 確かに『現代のファンタジー』という感じかな。『電車男』の物語自体の真偽を問われたりもしているが──真実であり、現実でもあるのだと、信じてみたいのかもしれない。
何か、『もう一つの最終回』とやらもあるらしい。とりあえず、チェックはしてみるつもりだが、蛇足にならなきゃいいんだがね。
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