謎のトビウオ・ロボットは鉄人に取り付き、電波を遮断してしまう。だが、我らが敷島博士は遂にその対策兵器の開発に成功する。それはトビウオ・ロボットそのものを敵の電波から遮断する……トリモチ? その頃、正太郎君は既に敵のアジトの島に潜入していた。敵の世界征服宣言^^放送の背後で、黒沼博士が無言のまま、場所を知らせてくれたのを娘が読唇術で読んだのだ! そこにはトビウオ・ロボットに操られ(万能ロボか? 噛みつかれると意思が欠落するらしい)働かされている行方不明者たちが! その中には湖で消えた子供たちもいた。 正太郎君は子供たちと攪乱に出るが、黒沼博士(娘を殺すと脅されていた)の知能ロボに囚われてしまう。岩牢に閉じ込められるが、監視のロボの弱点を見抜き、上着を影武者に残し、岩牢の奥に──海に繋がっていたのだ。 そこで、トリモチ・ボンベ持参で乗り込んできた村雨さんと再会! 無事を喜ぶ。またまた、村雨さんてば、正太郎君が心配で仕方がなかったらしい。出来立てホヤホヤのトリモチ・ボンベを手に「村雨健次、これを一本持って、一足先に敵の本拠地に乗り込んで参ります」(少しうろ覚え)ときたもんだ。任侠の世界? そのくせ、正太郎君が潜入するのに手を貸したのもあんただが^^; 潜水艇から飛行機、グライダーまで操縦できる村雨さん。本トにただの元ギャング?? とりあえず、その後は二人で大暴れ☆ 楽しそーだなぁ♪ 勿論、子供たちに預けておいたリモコンで鉄人も呼び、最後の大活躍! 世界征服を企む悪い奴!を撃滅せんとやってきた世界連合艦隊と共にあっさりと最後の敵の本拠地も壊滅させてしまう。 逃げ出した敵のボスは隠しておいたプラチナを回収し、再起を狙うが、そこは正太郎君の方が一枚、上手だった。つーか、閉じ込めといた岩牢と隠し場所が繋がってたのは知らんかったのか? マヌケ過ぎだ〜ぁ★ 進退窮まったラス・ボス(あ、ゴールドウルフっての)は正太郎君を道連れに自爆決行! 危ういところだったが、鉄人に救われ──いや、操縦してんのは正太郎君だけど──子どもたちの歓声を受け、空をいく。 そして、鉄人は空をいく〜☆ 水平線の彼方に向かって、空をいく──END☆
あぁ、本トに終わってもうたなぁ。では、最後の村雨さんの活躍はっ♪ 行方不明事件での唯一の救助者ヘルマンが怪しいと、当たりを付け始めた正太郎君と村雨さん。一方で、村雨さんは敷島博士の頼みで、黒沼博士の娘を探す。 娘は博士を脅す謎の一団からばあやによって、身を隠していた。彼女を探す村雨さんを尾ける怪しい車もあったが、村雨さんの機転で谷底に!! あ、荒っぽいな。 娘さんは言葉を失っていたが、敷島博士に保護されてからも怪しい狼仮面(多分、金色^^)の男に襲われる。それこそがラス・ボスであり、ヘルマンでもあるゴールドウルフなのだ! 窓から逃げ、屋根に逃げる娘も凄いが──とりあえず、金色狼男と屋根の上で大立ち回りな村雨さん。空手らしいのは身につけているそうだぞ。 とにかく、今様忍者で遊撃隊のよーに自由に行動できて、正太郎君や敷島博士、オマケに大塚署長にも信頼されて、頼まれ事をする元ギャング。惚れましたよ☆ 正太郎君を心配してるけど、やはり信頼もしている様子。最後の最後でも、子供たちや行方不明者を助け出し、別行動。正太郎君に鉄人がある限り、必ず帰ってくると信じているんだろうな。 いやいや、面白かったよ。
初期シリーズのみビデオが出ていた様子。その紹介文の中に『村雨一家の男前・村雨健次』とな。確かに、おっとこ前ではあるなぁ☆
最後にキャスト紹介。 金田正太郎:高橋和枝 大塚署長:富田耕生 敷島博士:矢田稔 村雨健次:久野四郎(前期)/安藤敏夫(後期) NR:白石冬美(前期)/藤本譲(後期) 村雨役とナレーターの前後期の区分は不明。白石さんはすぐに判ったけど、あのケッコー、軽そうな男性ナレーションが藤本さんとはねぇ。全然、判らんかった。てか、知っても、そうは聞こえない。村雨役が変わっているという噂も本当だったわけだ☆
放送はフジテレビ系で、1963/10/20より(日)20:00-30放映。モノクロ放送。25話から(水)19:00-30分に移動。65/5/27の83話が最終回。(新番組は『遊星少年パピイ』) 65/9/1の84話から再開、(水)18:15-45放映。65/11/24の96話で最終回。因みに番組提供はグリコだそーな。時間枠が早まっていったのはやはり人気が出たからだろうなぁ。
さて、春からの新番組は深夜だそうだが、あと一ヶ月かぁ。長いなぁ。結構……。
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