最近また「洗い物」ブームが再来。 私が流しに立っていると、必ずやってきて椅子を出せと言う。
私「はいはい。分かったよ〜。ちょっとだけ待ってね。 お母さん、先にお片づけさせてね(^^;。」
こう約束したら必ず、場所を空けてやるようにしたら ちゃんと私が片付け終わるまで待てるようになったのは もうしばらく前からのこと。 確かに、台所は危険なものが多い。 刃物はもちろんだが、箸だってフォークだって スプーンだって誤って喉に突っ込めば危険物になる。 コップだって割れるし、ロックして渡す洗剤だって いつ自分で出せるようになるか分からない。 それを腹いっぱい飲んだら救急ものになるかもしれない。
最初、ぼっちが興味を持ち始めて手を出し始めた頃は 危ないし、片付けが面倒くさいからという理由で ごまかして取り上げたりしがちだった。 でも、刃物だけ隠してしまって 流しをキレイにしておけば流しに置かれた物を ざっと元に戻せば済むだけの事。 おろし金程度なら、触った感じも楽しいもんだ。 それにぼっちの片付けに一体、何時間かかるだろう?と思ったら 取り上げる理由もなくなった。 確かに、時には終ってみればキッチンマットがぐっちょりだったり ぼっちも頭から水をかぶって全部着換えたりになるけど それはそれで、またスキンシップと思えば…。
「きっと、自分もこうだったんだろうな…。」
仕方のない小さい人を目の当たりにするたびに ただただ、親に感謝だわ。
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