旦那がガラナ(黒い炭酸ジュース)の大きいペットボトルを 買って帰ってきた。 私はジュースは普段からほとんど口にしないので 自分で買ってくることはまずない。 だから、ビールと同じく大人用のジュースも 旦那は飲みたい時に小遣いから買ってくるのだ。 台所に来た旦那が、ガラナを台の上にドンと置いた時だった。 旦那の帰宅に歓喜したぼっちが、居間を何周か走り回って 台所に駆け込んで来て、ガラナを見つけてしまった。 1歳も8ヶ月くらいになると一度も口にした事が ないような物でも、それが飲食可能かどうかの判別がつくらしい。 ぼっちはガラナを指差して
ぼっち「コレ〜!!これ、これ、これ、これ〜!!」
とガラナを飲ませろと言い出した。 ガラナはまだだいぶ早いだろう(^^;、と全く応じる気がなかった旦那は 「はいはい、ちょっと待ってね。」と冷蔵庫を開けて、 ぼっちのオレンジジュースをコップに注いでぼっちに差し出すも 「なんだそれ?これ(ガラナ)だって言ってるだろう!」 と言わんばかりにフンっ!と顔を背けたぼっちは 更に大きな声でこれー、これー、これー、これー!!! とガラナを指差し、台によじ登る勢い(−−;)。 旦那は仕方なく、ガラナを開け湯飲みの底の色が変わるかどうか程度を 注いでぼっちに渡した。 「あ〜い〜あ〜い〜あ〜い〜♪」 ぼっちは気分良く居間の自分の椅子に戻ってガラナをゴクリ。 次の瞬間、アー――ッと口を開けた不細工顔でこちらを振り返って 「効くねー!」とでも言っているかのようなぼっちの顔に 旦那と苦笑い。 開封直後なので微量でも炭酸はかなり効いた模様。 いや〜、いつの間にそんなに知恵ついたんだ?このおサル。
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