仕事が急に暇になってしまった。
お風呂の改修工事で入口の壁を壊すので既存の部分と貼り合せるのに同じような壁材が無いか見てくれないかと現場に呼び出されるがセンの柾目でプリント（紙に印刷したもの）ではなく本物の突板を使用しているものなので３枚ばかりバラ売りはできないので、石こうボードを貼ってクロス仕上げにしたほうがいいのではないかと提案するが、とにかく探してみてくれと言われたのでとりあえず事務所に戻って探してみるが、溝とか厚みとか形状がまったく同じものは見つからなくて、おそらく廃盤かすでに倒産してしまったメーカーのものかもしれない。

このように外壁とかフロア材とかでも部分張り替えしたいので同じものを探してくれという話は多い。こういう仕事は難しいところで、同じものが見つかれば手配してケース売りということになるが、本当のところは全面張り替えしてもらわないとこっちとしては商売にならない。外壁材メーカーなんかは頻繁に新しいデザインの製品をだして古いのを廃盤にしていく。
できるだけ安く直したい消費者の気持ちもわかるが、供給する側も沢山売らなければ生き残れないから難しいところだ。