仕事が忙しい。大工さんとか工務店などの納品は相手も話が分かるのでそれほど気を使わないで済むが、逆に何も知らない一般の人が相手だとすごく気を使う。桧は木材の中でも硬い材質なので木口（端部）の部分からどうしても割れが入ってきてしまう。だから軟らかく木口割れの少ない杉の場合は通常規格の長さが3650mm、桧の場合は割れの部分をみこして4000mmの寸法で価格の立米計算がなされる。普段から木材を扱っている業種の人なら桧の木口割れを理解してもらえるのだが、普通の人の場合はそうはいかなく。4000mmといったなら端から端まで4000mmの中に割れが入ってしまうとなかなか納得してもらえない。