朝イチの配達先で、他の材木屋から仕入したらしき針葉樹合板が入っていて、 ヌヌヌヌと怒りが込み上げる。 表面上は怒りを押さえながら、正直にどこから仕入れたのかさり気なく聞き出したが、 だいぶ叩いて仕入たらしく、逆にうちに話を持ってこられなくてよかったと思った。 いくら大口納品と言えども限度というものがある。 うちに話がきて値段の折り合いがつかなく、これからの付き合いが気まずくなるよりは、 浅く長くの付き合いの方がいい。 ただ勘違いされると困るのは、他の業者のほうがうちよりも問屋に融通がきくと思われることだ。 確かにうちの方が取り扱い量は少ないかもしれないが、 問屋からの仕入単価は全くと言って変わらない。 多く買うから安くしろという時代は終わっている。 たとえ大口見積を交渉しても2%引きが目一杯のところだ。 業界全体の絶対消費量がほぼ決まっているのだから、単価を下げればそれだけ売上が減る。 よく問屋から決算月で数字を上げなくてならないから買ってくれとたのまれるが、 値引きはほんのわずかだ。 大きいところは大きいところなりに経費もかかる。 経費負けして赤字を出すような仕事はできない。
午前中に市内の小学校へ行く。 アスレチックの補修に必要な材料の打ち合わせをする。 午後からは埼玉の法務局川口出張所へ行く。 閉鎖登記簿の謄本をとる。
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2002年02月01日(金) デジカメえらび
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