本を売りに行く。1700円になる。納得も何もない。 帰りに百円ショップでタッパーを4つ買う。 デジカメを買うために出費を少し切り詰めている。 仕事で写真入りの簡単なチラシでも作れたらいいなと思っているのだが、 これという決め手が無く買い渋っている。 どうせ買うならいい物が欲しいからもう少しいろいろ調べてみる。 新聞にキャノンが増益決算を発表したことが載っていた。過去最高らしい。 為替の影響やデジカメなどの売上げがよかったようだ。 新聞ではいい事しか書かれていなかったが、 その裏ではかなり多くの下請け業者が切られている。 茨城県内でもかなりの数の中小工場が閉鎖や倒産に追い込まれている。 機械産業など工業界は全くの畑違いで門外漢なのだが、 そういう噂や情報が耳に入ってくる。 どの業界も苦しい時代だ。自分の身を守るのは当たり前のことではあるが、 キャノンのやり方は少しひどすぎると思う。下請けに作るだけ作らせておいて、 いきなりこれからは海外の工場で作るからもういいですよって、 そんな一時しのぎのやり方で、会社の未来はあるのだろうか。 キャノンの名前にプライドは無いのだろうか。 だからどんなに良くてもキャノンのデジカメは買わないことにしている。 そうかと言って大企業なんてどこも同じやり方なのかもしれない。
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