冬場は空気が乾燥していて、材木がパリパリ割れてしまう。 冷たい北風が吹く日は、材木が割れる音が倉庫内に響く。
建築材料としての主な木材は、杉、桧、松。 しかし、年々外材の使用が増えてきていて、米松、米栂、欧州赤松などが かなりの割合を占めてきている。 用途によって適材適所に使い分けるのだ。
おそらく普通の人では杉も桧も区別が付かないに違いない。 Fツトムも働き始めた頃は全然区別がつかなくて、 この先材木屋をやっていけるのかどうか不安になったもんだ。
最近は洒落た居酒屋など、 木をふんだんに使った内装が増えてきているから是非見てほしい。 よく見ると木によって、いろんな杢目があることが分かると思う。
ここで杉と桧の見分け方のワンポイントアドバイス。
節が赤いのが桧、節が黒いのが杉。
丸い小節を乳首に見立てて、赤乳首は桧。黒乳首は杉。 そうやってFツトムは覚えたもんだ。
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2002年01月17日(木) チョコとチーズとアイスをやめよう
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