今はこれと言って欠かさずに見ているドラマはないが先日偶然見合わせた「ウェディングプランナー」には参った。 何に参ったかって温水洋一が演じる役名が「つとむ」で木村佳乃のかなりミスマッチな彼氏という設定にだ。どうやったて釣り合わないカップルでもちろん三枚目。その役柄は良しとして何が気に入らないかって役名に「つとむ」という名前を付けたことだ。もちろん温水洋一に恨みはない。それどころか親近感もあるし喜劇俳優としての彼を高く評価している。 しかしまた今回のこのドラマで「つとむ」という名前のイメージが更に弱男っぽくしてしまった。 おそらく脚本家は役柄のイメージに合わせて「つとむ」という名前を付けてしまったと思うのだ。「つとむ」という名前が使われるべくして使われたのが非常に悔しい。 そもそも「つとむ」という名前のイメージを変な方向へ持っていったのは「山口さんちのツトム君」だ。あの歌の「山口さんちのツトム君このごろ少し変よどうしたのかな」というフレーズが決定的にツトムのイメージを確定させてしまっている。 それが30年近く経った今でも人々の脳裏に焼き付き、あの歌を知らないはずの世代にまで浸透しまっていることが恐ろしい。 今こそ日本全国の「つとむ」が団結してこのイメージを払拭さるために立ち上がらねばなるまい。
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