京のいけず日記

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2007年02月27日(火) タミフル75

タミフルカプセルの写真昨夜から長女が高熱を出し、お医者さんへ連れて行ったらインフルエンザとのこと。咳、鼻水などの処方薬に加えてタミフルが処方されました。

ちょうど会計待ちの時にタミフル関連のニュースが。慌てて、お医者さんに確認しました。

薬というものは副作用など絶対に起きないとは言えないが、かといって飲まない事で苦しみ、病気を長引かせることもある。体力があれば様子を見て判断をしても構わないが、要するに、クスリはリスクということ。

…答えが分かっていながら、何のために聞いたんだろうと思う。

帰ってきたダンナに相談する。
体の不調があればすぐに薬を飲め、医者にかかれと言うダンナだが。
さすがに新聞や、テレビのニュースが流れると困った顔をしていた。
たぶん、それでもダンナは飲ました方がいいと言うだろう。

薬を飲んで治る確率のほうが、副作用等の出る人の数より高いということだ。
まして、タミフルの副作用の因果関係が断定されたわけではない。
でも。不幸にも、その希少な確率の側になれば悔やんでも悔やみきれない。

医者や薬に抵抗があるわけではないが。
子どもの頃から自然治癒と、ただの幸運で、ぼちぼち強くなってきた私は、
出来れば、熱が出る時には熱を出し、咳が出る時には咳を出し、お腹を下したら出すものは出す、その方がいいと思っている。

実際、子ども達が赤ちゃんの時から出来るだけそうしてきた。
(様子を伺っているうちに、いつのまにか治ってしまったというのが多い)

絶対の自信があってではない。
もし私の判断が悪くて、医者へ連れていくのが手遅れで、取り返しのつかない事になったらどうしようかと、寝ている子どもの側でまんじりともしなかった。

治れ、治れ、と、おろおろ、ひたすら祈っているだけだ。
今まで大病なく過ごせたのは、単にラッキーだけだったからだとも思っている。
判断が遅れていれば、これほどエゴで愚かな母親はいない。

明日の朝、熱が下がらなければ薬を飲ませようか。

タミフルを服用させたら子どものそばに付いていて下さい。
と、子どもの異常行動を経験された親御さんが言っていた。
明日は… 仕事だ。

早くよくなれ、お姉ちゃん。自力で治すんだ。


…馬鹿母と賢い娘の会話。
「高熱で2日ほどダウンしている間にようなって、結局、医者に行かへんかったら、風邪やったんか、インフルエンザやったんか、分からへんやろな」
などと私が言ったら。

「そういう迷惑な人が外で他人にうつすんや」と説教されました。
ごもっとも。


Sako