京のいけず日記

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2006年09月29日(金) 身の丈を知れ

市のパンフレット10月から市指定の有料ゴミ袋になる。

今日が市販のゴミ袋で出せる最終日。有料となる前に、この際、家の中を総司…、もとい掃除して、片付けようと思っていたのに、結局、日頃からしない人には同じことでした。ヤレヤレ… (^-^;)

日記同様のごった煮の我が家。全国各地のゴミ屋敷に仲間入りしないように気をつけなくっちゃ。


ゴミを入れるゴミ袋にお金を出すのはもったいない。
家の中や、スーパーの在庫、ブルーのゴミ袋がまだ使えるのにもったいない。

と。私の「もったいない」は、あくまでゴミを出す事が前提だが。
少し前に新聞に載っていた投書を読んで反省した。

老夫婦がつつましく暮らす所帯。
ゴミは出ても週に2回せいぜいスーパー袋等1つほどの量。

ゴミとは飽きて簡単に捨ててしまうモノとは違う。
買い込み過ぎて腐らしたモノとは違う。
他に役立たず、捨てるしかしょうがなくなったものがゴミだ。

そのゴミを捨てるがためにわざわざ多種類のゴミ袋を作ること。
実にもったいないことではないか。


あふれるモノ。ゴミ。
うちのゴミ袋の中身を想像する。恥ずかしくて見せられない。
生ゴミなど、いわゆる正味のゴミの割合などしれている。

何かと手抜きが多い我が家では、野菜クズや、出がらしよりも、お惣菜のパック類や、魚肉、果物、野菜などトレイの嵩が大きい。
食べ残しや、野菜室で腐らしてしまった菜物、消費期限切れの食材もある。

亡くなったら「紙地獄」に陥るんじゃないかと思うほど、学校や仕事関係の雑多なプリント類、遊び紙、包装紙、ティッシュなど紙類も多い。
調度品や服にしても、かなり比重を占める本にしても、安易に買ってしまう。

ゴミを減らそう、無駄をなくそう、限りある資源を大切にしよう…。
お役所の地球規模の耳ざわりの良い言葉。

リサイクル、分別、生ゴミ処理…。
問題はゴミを出したあとの処理方法よりも、もっと足許にある。
スーパー袋大一つで事足りる生活。身の程を知る生活。

高度成長期以降、消費生活にとことん慣れてしまった体。
贅沢を慎み、徹底したリサイクル、昔ながらの生活など、到底、今更出来そうにもないが、この有料化をきっかけに無駄なゴミを少しでも減らしたい。

ついでに体のゴミも減らしたい… ー_ー


Sako