京のいけず日記

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2006年04月22日(土) 籤に外れてホッとする

春、受験をするわけでもない。まして恋をしているわけでもない。
なのに。 毎年この頃、私の心臓はドキドキ… 正確にはビクビク震える。

3月は地域。 4月は中学、高校。 役員を決める日。
当然ながら立候補者などは出現しない。無記名の選挙か、無作為の抽選だ。
子どもがお世話になり悪いなと思いつつ、出来ることなら逃れたい。

逃れたい理由は自己チュー。 仕事も気に掛かる。
忌引きなど、よっぽどのことがない限り休めないからだ。

低スキルのインストなど代わりはいくらでも居る。仕事を失くす…。
という理由もあるが、みんな途切れ途切れの期間の仕事、スケジュール調整をして仕事を埋める。休めば派遣先だけではなく、みんなに迷惑が掛かる。
だから休みたくもない。学校の行事だってほとんど行けていない。

そんな理由を持ち出そうものなら、一斉に冷たい集中砲火を浴びる。
家の中に重度の介護者が居る、そういう理由さえ認められない時がある。
あんまりだと思う。 たぶん言い出せばキリがないのだろう。

条件はみんな同じだ。 だから言わない。 当たったら当たった時の事。
出来ない事は出来ない。 出来る事をやればいい。
それで駄目なら学校の行事に支障は出るだろうが、役員など居なくていい。

落書き絵中学校の役員決めは、今年から抽選に変わった。

出席者数3分の1。
欠席者の籤は前年度委員が代わりに引く。

当たるなッ、
と念じつつ籤を引いた。

結果は白! ほっ。 
当たった人には悪いが、
満面の笑みを隠せない。

欠席者にも当たった人がいたが、文句は言えまい。
本人の代わりに籤を引き、引導を渡す役目の人がお気の毒だ。

中学は籤だったが、高校は例年のごとく選挙だった。
プリントには、誰にも平等?なようにドーナッツ形に名前が載せてある。
みんな知らない人ばかり。 さて、困った。 ごめんなさいと○を付ける。

めでたくも、当選者になった人には近々電話が掛かってくる手はず。
当分の間、このドキドキが続く…。 

もっと違うドキドキがしたいなぁ。 なぁ、歳三さん。


Sako