京のいけず日記

もくじ前の日次の日


2006年04月07日(金) うまのほね と 差し伸べる手

うまのほね …じゃないよ。 
今日は「うしのほね あなざ」というお店でランチをしました。

久々に会ったボラの仲間に連れて行ってもらったんだけどね。
町屋の上がり口で靴を脱ぎ、掘りごたつ式の木のテーブルへ。時間も少し早いとあって、ゆっくりお喋りしながら楽しめました。

ランチメニューは六品ほどのお品書きからメインのおかずを二品選び、それにお味噌汁と、ご飯と、香の物がついて850円也。

本日のメニューは…茄子の海老そぼろあんかけや、鶏とアスパラの…えーっとナントカ粒マスタード風味、トロ鯖の釜焼き…など、私はカキフライと、サーモンとポテトのサラダにしました。美味しかった。

めちゃ安!…ということではないけれど、お店の雰囲気や、味、サービスなど、トータルすると、又、誰かと一緒に行きたくなるお店です♪


らくがき絵さて。今日のグダグダ…。
ボランティアなどと言うのはおこがましいのだけど。パソボラを始めて、かれこれ7,8年目になる。
未だに色んな事で悩んでいる…。

それは。
どこでサポートの手を出すか。
声をかけるか… ということ。


…考えてみればインストの仕事も同じだ。子育てだってもちろんそうだ。

だけど。
仕事なら、訓練、カルチャー、その対象に応じて役割を演じきれる。
子育てなら…。例えば敢えて手を出さない事で…子を泣かすような事になっても、泣く子を背負い込む気なら、そう腹に決めたなら迷わない。

箸の使い方を教えるより、直接、口へ運んであげる。
杖の使い方を教えないで、手を引いてどこへでも連れていってあげる。

それは本人の為にはよくないよ。という事は頭で分かっている。
子ども達もそんな風には育ててはいない。

やってあげる事は簡単なんだ。

…だけど。ほんとにそうか?

困っている人が目の前にいる。
困っている事に手を直接差し伸べる。それがボランティアじゃないのか。
仕事や、子育てでは何とか割り切れることが、ボラでは迷う。

その人が望む事を代わりにやってあげたら、どんなにその人は嬉しいだろう。
もし私が藁をも掴みたい時に、藁の掴み方を教えてくれる人よりは、私の手に藁を押し込んでも持たせてくれる人の方が、きっと有り難い。
甘えていると分かってて甘えたい。理屈や、理想じゃないんだ。

結局、驕りで、…人の気持ちなど何も分かっちゃいないのかもしれないな。


Sako