お昼になって、テスト週間の長女(高校生)が帰って来た時のこと。
ピンポーンとチャイムが鳴ったので、頼んでいた本でも来たのかと思い、
いそいそと玄関を開けると、門扉のところに娘が棒のように突っ立っていた。
「あれ? あんた、鍵、持っていかへんかった?」
「い、いや…持ってるけど…お…おかあさん…」
語尾が上がり、娘の顔が強張っているのだ。
「…そ、そこ…玄関…」 「な、なに…?…」 わぁッ。。!!!
この方 ↓ の怖いもんって何だったんでしょうね。 それは、オバケでも、孕ませた女でも、妄想女でもなく、大きな蜂でした。
蜂が玄関の戸に止まっていて、私の顔の真横に止まっているのでした。
大の虫嫌いの娘は、私が戸を開けたら飛んでいくだろうと考えたのですが、
あいにくと蜂は動じず、私とハチ合わせすることに。ぎょえーっ。
スズメバチ…、いや、足長バチかな? 毛までマクロでみたぞ。ドキドキ。
でも蜂よりも恐かったのは、怯えた表情でこちらを見ている娘の顔の視線。
いったい何が見えるの…と、一瞬、ヒチコック劇場でした。
想像の産物って恐いですよね… (^-^;)
Sako