「美姫血戦」 富樫倫太郎 実業之日本社 @1,700円
お気に入りさんの日記で発刊を知り、さっそく購入しました。
さて。中身はどうでしょう? 嬉しいな。
すみません。こんなこと思わなかったよね、土方さん。富樫倫太郎さんといえば「箱館売ります」が、時代小説としても読み応えがあり、大変、面白かったです。
最初の箱館ものの下地ともなっている「殺生石」も以前読んだのですが、こちらは、明治維新後の箱館や、登別を舞台に、陰陽師、安倍泰成やら、土方やら、金毛九尾の狐! やらが出てきて、何といいましょうか、この展開をいったいどう収拾していくんだ、富樫さん、みたいな。…でも話がすごく面白いです。
で。ふと。まてよ。…美姫血戦は書き下ろし?
じゃ。あの陰陽寮の続きはどうなのよ。8で止まっているぞ、と思ったら、
既に5月に出ていたのね…。知らんかった。
それも9巻、10巻続けて、ほんでもって完結だそうです。わーい。
果たしてあの怒涛のような雨あられの物語はどう決着が付いたのか。
でも着地ができて良かったです。最後まで読めるぞ。
あの中では、安倍晴明の弟子、寿宝(…正確には寿宝と師匠の関係\(◎o◎)が、結構好きです。外伝の晴明百物語がまとまっていてオススメかも。
うーん。「美姫血戦」と「陰陽寮」どっちから読もうかな…。
そう。安倍晴明といえば、夢枕獏さんの陰陽師の長編も出ているそうな。
「陰陽師 瀧夜叉姫」 (上)(下) 各 @1,500円 文藝春秋
何やら源さんの事件簿も出るみたいだし。
悩むなぁ。みんな文庫じゃないから、本代高いもん。
あぁ、読書の秋、金欠の秋です。
さて、ご飯が炊けた。子どもの弁当作るぞー。今日は晴れるかなぁ。
Sako