今日も朝から一日仕事。土曜日と同じヘマだけはするまいと思う。
日曜日はお墓参りに行ってきました。
墓地へ入ってすぐのところに明治3年に建てたという墓石があります。
もちろん縁もゆかりもないのですが、その墓石に刻まれた播磨国という地名や、時代を感じさせる名前を見つめていると、何やら感慨深いものがあります。
土方歳三は、その前の年、明治2年に箱館で亡くなっています。この墓石の方も、接点は何もなくとも、同じ時代に生きていらした方なんですね。どんな方だったのでしょうか。どんな一生だったのでしょうか。お墓参りに来た時には、その墓石に向かって、心の中で、手を合わせています。
今年が無理なら、来年、歳三さんと容保公が建てた、会津の近藤さんのお墓に、また行ってみたい。同じ座標に立って、時間の軸をシンクロさせて、ただ、静かに手を合わせたい。その場所に確かに彼が居たのだから…。
夜遅く、お隣から回覧板が回ってきた。
回覧板の上には一枚の紙。
至急
町内の方の訃報だった。
組も違えば、個人的な付き合いもない。まともに話したことすら記憶にないが、
子ども達が幼い頃、町内や、地域の行事で、よくお世話になった方。
ひとなっつこい、それでいて頑固そうな、お酒の好きそうな、おっちゃん。
68歳。もう、そんなにお年だったんだ。
紙に記された苗字の違う喪主の名前や、故人の年齢に、人の生を知る。
お葬式には行こうと思う。
Sako