京のいけず日記

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2005年09月02日(金) エトセトラ

★ 日本画教室初日、今日は煙草のショートホープの箱をデッサンしました。

形を取るまでは良かったのですが、陰影を付けるのがすごく難しい。
線を丁寧に交差させ、消しゴムで叩いたり、濃淡を付けていると、
丸ペンでカリカリやっていた頃を思い出して夢中になってしまいました。
「やり過ぎです。真っ黒でしょ。よく見て。こんな暗い?」
…たはは。来週は丸いものを描くらしい。

★ さて。今日は、二女、まる子ちゃんの13歳のお誕生日でした。

誕生日プレゼントのStitchの人形
まる子ちゃんがお友達からもらった、
Lilo&Stitch のStitch のぬいぐるみ。
くしゃっとして、ちゃんと、おっちん、します。
とっても可愛いです♪




私からは、お祝いに「13歳のハローワーク」をプレゼント。
お姉ちゃんからは消臭剤…!!  なんでやねん、と思ったが。
まる子ちゃんは思いのほか喜んでいた。
どうやら、毎日の部活でバッシュなど洗っている暇がないので使うらしい。
ダンナは定番の花束を抱えて帰ってきました。


★ では。ここで、お待ちかね…じゃない、昨日のクイズの答えです。

一つ目の「葉蔵」さんが登場する小説は…。

 太宰治の「人間失格」 高校生の長女が読書感想文に選んだものです。
 「走れメロス」が美談めいて、胡散臭い…などと言っていた娘でしたが、
 青空文庫で探して冒頭を読み、古本屋さんで買ってきました。
 彼女にとっては「走れメロス」より、よほど面白かったようです。


二つ目の「総三」さんが登場する小説は…。

 北方謙三の「草莽枯れ行く」 
 土方歳三が主人公の「黒龍の柩」を書かれていますよね。

 相良総三の他、清水の次郎長、山岡鉄舟、そして土方歳三も登場します。
 勉強不足で、赤報隊、相良総三のことはほとんど知りませんでしたが、
 それぞれの立場から幕末に命を燃やした男の群像、ハードボイルドな小説。
 特に次郎長さんがなかなか魅力的。この時代なんですよね。親分。

 「土方のだんな」として登場する北方さんの歳三像は、それはもう男臭くて、
 カッコよくて痺れるのですが、ちょっと違うなぁ…とも思います。
 ハードボイルドより、中身は半熟玉子みたいな所のある可愛いひと。


三つ目の「歳三」さんは…。言わずもがな。ですね。 (^o^)丿

 えーっと。最近読み終えたのは、木内昇の「幕末の青嵐」と、
 辻真先の「土方歳三、参る! 幻説五稜郭」 の2冊です。そのうち…。


★ そうそう。中1のまる子ちゃんは、テスト週間です。
で。晩ご飯のあと、技術のプリントを持ち出して、さも得意そうに、
「お母さん、このESCと書いたキーなんに使うか知ってる?」と聞くのです。

手にはキーボード表まで見せて。得意そうに。ひらひらと。
あんなあぁ。あんた、お母さんの仕事知ってる? …そりゃレベルは低いが。


Sako