京のいけず日記

もくじ前の日次の日


2005年08月19日(金) お茶の間劇場 D坂の殺人事件

こりゃ、カブキの隈取か?恐い歳三さん懲りずに今日も落書きしてます。

え? 学ラン、特攻服??
おちゃめですねえー。
ちゃいますよ。箱館時代の歳三。

涙袋を描きたいんだけど
描くと何やら変になっちまう。

色塗りも難しいなぁ。
錦絵、あんな風に描いてみたいです、いつか。



古い作品ですが、ビデオ「D坂の殺人事件」を見ました。
原作は江戸川乱歩。明智小五郎、初のご登場です。

えーっと。原作の雰囲気とは違い、かなりエロい…。
「R指定」の内容だから、良い子の皆さん、気をつけて下さいね。

以前、ダンナが借りてきたことあるから、見るのは2回目かな。
2回目をレンタルしてきたのは、エロ…じゃなくて、
真田広之扮する「贋作師」に惹かれたからです、ハイ。

明智小五郎役に嶋田久作さん。色っぽい小林少年も出てきます。。
監督は実相寺昭雄。この間見た「姑獲鳥の夏」と同じ監督さんですね。

古本屋。日本家屋。絵師。責め絵の雁作作り…。
和風エロティシズムにあふれた怪奇幻想的な絵になっています。

妖しくも異様な世界にとりつかれている絵師を熱演している、真田広之さん。
女装や、目の演技がすごいです。

後半、明智探偵登場以降は、嘘発見器などが出てきたり、スリリングな犯罪心理の解き明かしへと移るのですが…。

相変わらず、誰かさんは…。
異様な執念で絵を描きあげていく絵師に、これ又とりつかれておりました(笑)

贋作を二つ作って、本物は消す…。このネタ、他にも登場しますよね…??
何だったけ…。コナンだったりして。


真田広之。
若い頃の真田さんは、美形なのに、きちんと演技をするのに、
どこか大味な感じがして、あまり好きじゃなかったです。(すみません)
(麻雀放浪記は別。いい映画でしたね)

それが年を食うにしたがって、薄っぺらさが消え、嫌味が抜けてきました。
殺陣もすごいし、着物姿も似合うし、悪役!…も出来るし。

もう、ぎりぎりだけど…。 今なら間に合うぞ、土方歳三役! 

一度、この人の肝の据わった歳三が見たかったなぁ。
見たいっ。




-----今日はこれから仕事です♪ 

昨日、部活から帰ってきた、まる子ちゃんに、
「お母さん、また絵描いてるん?好きやなぁ」とホメられてしまいました。
そろそろアホはやめます。


Sako