京のいけず日記

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2005年05月11日(水) 命日 妄想の世界へようこそ 

11歳の歳三今日は誰かさんの命日です。

いったい全体、この日記のどこが
テキストジャンルなんでしょう?

すみません。毎度、あほな話と、
稚拙な絵でごめんなさい。

手許にあった『一億人の昭和史』という昔の雑誌を参考に描きました。

明治[上]幕末から文明開化へ/毎日新聞社/昭和52年発行/1000円

購入したのはおよそ二十歳の頃…。
服や化粧品に使うお金が、みんな本代に消えてましたっけ。

たぶん。花魁の姿や、庶民の暮らしぶりを知りたくて買ったんでしょうね。江戸城の昔の姿など写真がいっぱいで見ていて飽きません。

きかん気な丁稚奉公時代の歳三さん?? →
大きなサイズですみません。



えーっと。やっと思い出した。
確か、松坂屋のホームページの中にも、土方歳三の項がありましたよね。

◎HPはこちら → http://www.matsuzakaya.co.jp/corporate/trademark.shtml

 「ひと・こと・もの」語り →歴史の中の松坂屋 →江戸時代松坂屋ゆかりのひと 
 ※ 歳三の履歴書 も修正しました。



ついでに、昨年、何と薬剤師協会のページにも、歳三さんが登場しています。
さすがに専門。石田散薬についてのまじめな研究・検証がすごいです。

◎東京都薬剤師会北多摩支部のページ → http://www.tpa-kitatama.jp/



歳三さんの幼少年期。

バラガキというよりは、…ほんとうは先回りして人の表情を読んだり、
気持ちの優しい子だったんじゃないかな。

6人、いや、今は兄弟10人説ですね、いずれにしても末っ子だもんね。
茶目っ気があって、人懐っこい子どもだったんだろうね。

父は胎内にいる時に、母は6歳で亡くし、年の離れた次兄夫婦に育てられ、
二度の奉公に出ていた歳三。

もちろん。立派な奉公先、歳三のためを思ってのこと。
それでも歳三はどう思っただろう。

身の置き所のない実家より、嫁ぎ先の姉、義兄を慕った歳三。

ずっと居場所がなくて、淋しくて。
兄弟とも思う近藤と出会い、やっと自分の場所を見つけて、一生懸命真っ直ぐに。

燃え尽きるまで、突っ走るしか、仕方なかったのかな。
自分で固めてしまった偶像を、もはや壊すことは出来なかったのかな。

五稜郭に居場所はありましたか。
幸せでしたか、歳三さん。


Sako