京のいけず日記

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2005年05月04日(水) さよなら PC-9821

PC-9821のキーボード花のゴールデンウィーク。

我が家は出かける予定なし。

長女はバスケの試合と練習に明け暮れ、ずぼらな奥様は、珍しく家の掃除に余念がない。

何故なら、連休明け早々に、まる子ちゃんの家庭訪問があるからだ。
はい。そーいうことがないと腰を入れてしません。

あふれるゴミを目の前に
「だから日頃から掃除しろ」と、ウンザリしながらも手伝ってくれるダンナ様。

退屈そうな、まる子は、近所のちびっこギャング共を相手に遊んでる。
いったい、どこがゴールデンウィークなのでしょう… (^_^.)


で。
とうとう机の前にデーンと鎮座していたPC-9821を手放すことにしました。


PC-9821 Can Be かわいい名前でしょ♪


データ入力の仕事をしていた時はPC-9801だったんですが、こちらは仕事先のシステムがWindowsに変わってから、早々にお役御免…。

それでもWindows98ぐらいまでかな、頑固に、その会社はMS-DOSでした。
私は単純な入力はできるけれど、まるでチンプンカン。
エラーが出るとよく見てもらって、ダンナ様は鼻高々の時代でしたっけ。


ところが、Can Be には、Windows95がのっかっていました。
ブルー(緑?)の画面にロゴが出た時、すごく嬉しかった。

パソコン通信からインターネットへ。もちろんダイアルアップ。
たまに出かけたお家で、未だモデムの音を聞くと、何だかすごく新鮮です。

キーボードにはもちろんWindowsキーなんてものはなく、NFERや、GRPHがあって…。左GRPH+SHIFTキーで変換だっけ??(もはや、うろ覚え)


そうそう。ボラ活動を始めた時は、まだ、このキーボードを使っている人が多くて、日本語変換機能が音声ガイドされなかったんだ。

それまで自分が使っているキーボードが唯一のものぐらいに思っていて、
「このキーボード、GRPHキーがないのに…、どうやって日本語入力モードにするんですか?」なんて、大マジメに聞いて呆れられたっけ。

ほんまに何も知らなかった。
ボラを通じて、いろんな事を教えてもらったんだ。

ハードの事や、カスタマイズや、システム…、
マニュアル主体のパソコン教室じゃ、けして教えてくれない勉強。

いつだっけ。
うちのPC-9821もとうとうモニタが悪くなったのか、起動させても画面が真っ暗…。
そんな時でもスクリーンリーダーを起動させ、難なく動かすことが出来たっけ。


在宅入力から、ボラ活動、そして今はインストの真似事…。
いっぱいお世話になりました。

でも。もう狭い家なんで、ごめんね。
とうぶん、ノート2台にキーボードつなげてやっていきます。
次世代OSが出たら考えよかな。
場所も取るけど、デスクトップはやっぱり使いやすいもんね。
Macも触ってみたいなぁ。


昔、IBMのデスクトップを、
「うちのシンゴちゃん」と呼んで可愛がっていた人がいました。
(確か、香取くんのCMだっけ)

シンゴちゃんはその後、98、98SE、とパワーアップしていったんだっけ。

シンゴちゃんも、そのご主人も…、元気にしてるかなぁ…。

うちのCan Be は、昨年、CDドライブがイカレてしまった、98SEノートに続いて、
我が家からまもなく姿を消しまーす… (>_<)


Sako