京のいけず日記
もくじ|前の日|次の日
2005年04月03日(日) |
春雷 今年も怖いカミナリさま |
日曜日だというのに、午後から仕事で出勤でした。 その後、誘われて、歩いて15分ぐらいの近くの神社へ。
花見には早く、あいにくの曇り空だったけれど、今日はお祭り。 屋台が出たり出し物があったり、中々にぎやかで楽しい。
うん。おでんと、焼き鳥、美味しかったな♪
さて。帰り道。空が急に暗くなったかと思うと。雨がポツポツ…ポッツン。 ゴロゴロゴロ…こりゃ、やばいなぁ…。と思ったら、
予想通り! 今年初めて、雷様と外で遭遇ッ!
うわぁー。やめてくれい。 青白い稲光。一瞬、心臓が止まってしまうんじゃないかと思う。 雷鳴。耳をふさいで、その場にしゃがみ込みたくなる。
スコールのような叩きつける雨の中。 それでも尖った先端が怖くて傘をさす気にもなれない。 昨年もやはり雷様怖いと描いてました…
雷の発生するメカニズムなども頭では理解しているのだけれど、 未だに天の神の怒りのようであって恐ろしい。
仕事先にも「雷が鳴っていたら来ません」などと、 冗談のように話しているが、あくまで本気だ。
ピカっと光ってきれいやん。…などと平気で笑う、知人の気がしれない。
顔面蒼白。悪寒が走る。 雷が鳴る高い山や、広い海で、万が一、遭遇したらショック死にしそうだ。
↓ 雷の用語をネットの辞書で引いていたら、こんな言葉に遭遇しました。
かみなり-のじん ―ぢん 【〈雷鳴〉の陣】
平安時代、醍醐天皇の時から始められた朝廷における臨時の儀式。雷が三度鳴ると、近衛(このえ)大将・中将・少将が清涼殿・紫宸殿の前庭に伺候(しこう)し、弦(つる)打ちなどをして天皇を守る。かんなりのじん。
---エキサイト 国語辞典 大辞林 第二版 (三省堂)より
あと雷獣とかね。獅子とか龍の合体したような怪物だろうか。 平安時代といえば、闇や、おどろおどろしい物が生きていた時代。 あらゆるものに神仏が住み、魔物が住み、人がともに暮らしていた世界。 何だかウエットで、感性が豊かな時代だったんでしょうねえ。
雷が鳴り出すと尻尾をまいて、家に入れろと鳴き出す、隣のワンコよ。 お前の気持ちはよく分かるぞ。
Sako
|