京のいけず日記
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2005年02月12日(土) |
タブーな話から 例のごとし。 |
最近、自分の感覚がズレているのかな? もしかして…、間違っているのかな? …と、思うことが多い。
例えば、こういうこと。 先日も新聞の記事を見て、疑問に思ってしまう自分に、不安になった。
・大津市 職員手帳に”六曜”記載 「人権配慮欠く」回収へ (2005/2/11付け 某地元新聞 社会2面)
職員手帳に大安や仏滅などの「六曜」を記載したところ、人権団体や職員の一部から「人権啓発の主体である市として不適切」と指摘があり、全面回収と焼却処分が決まったという記事だった。
…トシよ。今日は仏滅の間違いじゃねえか。
問題は個人ではなく「行政」がというところ、…は、分かる。 迷信や風習にとらわれることで差別も生んできた、…のも分かる。 職員手帳に「六曜」が必要だとも思わない。
ほな。うちは何に反応したん…?
眉間にしわ寄せて、難しげに「ふうん」と呟いたら、 「どないしたん?」と、隣のダンナが食いついてきた。
あんなぁ。だいたい。信じるんも、信じないんも個人の自由やろ。 信じるもよし、馬鹿馬鹿しいと思うのもよし、取捨選択は本人とちゃうん? 目くじら立てて非科学的な迷信や、人権問題やって言わんでもええやん。
(だから、…問題は個人じゃなく、行政、国ってことなの)
それは分かってんねん。そやけど…(←分かってない人) 六曜って人権問題なん? 非科学的な迷信を生むから?
それに、これはダメやからって、禁止する、取り上げる、見せないようにする。そんなん変やん。だいたい、あかん、って判断は誰がするねん。 …君が代ってあるやん?
(何をいきなり…)
何で、歌うんが、あんなに問題になるんやろな? 強制的に歌えっていうのは嫌やけど、うちはあの歌好きやけどなぁ。 天皇礼賛の歌詞は、民主主義に反するから?…ふーん。
みんなが浮かべる君が代の「君」って、やっぱり天皇さんなんかな? うちは、大切な人、全ての人が、悠久に栄え続きますように…。 って聞こえるんやけど。あかんの?
「ええんとちゃう。べつに…」
あんな。
「よしや(たとひ)身は蝦夷の島根に朽ちるとも魂は東の君やまもらん」
って歌があるんやけど。知ってる?
(?)
にま。土方歳三の歌やねん♪ カッコ良すぎるやろ。出来すぎやし…。 それより「わが齢(よわい)氷る辺土に…」の方が好きなんやけどな。
「…それが?」
でな。この「東の君」って誰のことやろう? 表向きにはやっぱり将軍さんやったと思うんやけど…。 国のために…意地のために…死ぬって感じやったんやろか。
そやけど。心情は違うと思うねん。未練やな。女々しい未練とちゃうで。 残していくものへの愛情。東の君…かぁ。市村に託したんやもんな。 脳裏に思い浮かべたのは、やっぱり郷里の人達のことかな。 特定の「君」はいなかったのかなぁ…。なぁ、なぁ、どう思う?
「…知らん。で。もう、いいのか六曜の話は?」
…あれ?何が書きたかったんやろ。すいません。
Sako
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