京のいけず日記

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2004年08月24日(火) 泣き顔 と 落書き 考

泣き顔の歳三さん2写真の中のあの人は
どんな顔をして泣くんだろう?

前の日記の落書きが申し訳なくて
描き直してみました。

やっぱり上手く描けないのだけど。

笑うとどんな顔だろう。
怒るとどんな表情になるんだろう。

ただ、そんなことを知りたくて。
今夜も写真を見つめています。

なんとか言ってや。歳三さん。



いい年をして、落書きが好きだというと、ヒンシュクをかう。

だけど。アホな落書きが好きだ。

何年か前に買った本に「バラガキ」という小説がある。

よくも表紙になったなぁと思いつつ、その落書きに愛を感じている。

(…ちなみに写真ですが、このおめめパッチリ修正版より、無修正。おっさんに見える方が好きです。「バラガキ」文庫本が出てますね。結構、早かった。待ってれば良かったかな)

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●らくがき 【落書(き)/楽書(き)】(名)スル

大辞林 第二版 (三省堂)
〔「らくしょ(落書)」から転じた語〕壁・塀など、
本来書くべきでない所にいたずら書きをすること。また、その字や絵。
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幼稚でアホな行為。分別のある大人がすることではない。
あ。若い人も…ね。

何百年と風雨に絶えてきた寺社の柱や木の肌。
塗りたての真新しい壁。公共トイレの個室。などなど。

面白半分に、バカップルの記念日に。
鬱憤うさばらしに書いた、目を覆いたくなる、ひどい落書き。

それらの行為と違うのかというと、違わない。
しょせんは落書き。いたずら書き。

悪意のあるなしに関係なく、
アダルトメールがファーストアドレスに
送りつけられてきたような、汚された気分になるかもしれない。
さぞや。落書きされた当人もいい気はしない。


…そやねんな。
だけど、困ったな。やめられへん。とまらへん。

いつからか。私の愛した教科書達は落書きだらけだった。
先生は怒ることをやめ、呆れ、ついには感心してしまったっけ。

「おい。○○。その熱意のほんの少しでも、勉強へまわす気はないか」

それがいつのまにか、こんな大人。
いつもニコニコ、もっともなことを言い、もっともなことをして、
自分の胸のうちで処理をする(…まるで山南さんみたいやな)

その反動か。三つ子の魂か。アホは死ぬまで直らないのか。

長女  買ってやったペンタブレット。
うーん。そもそも…あれが元凶か。


それた。


あ。落書きの言い訳やったっけ。
本気でいたずら書きするから堪忍してや、歳三さん。

言うた尻から。
スキャナで取り込んだ例の写真に、ヒゲ…など書いてみる私。くふっ。


Sako