京のいけず日記

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2004年05月06日(木) 子ども神輿

5月5日はダンナんチの祭り(今宮祭)でした。

子ども神輿
実は5日は実家もお祭り日。
毎年、律儀に掛け持ちするのが習いですが、今年は母の具合が悪く病院通いとなりました。

ちなみに、うちンちは、
5月の下旬に、嵯峨祭りというのがあります。

子ども神輿の担ぎ手達を見ていると、声を張り上げて一生懸命の子がいる一方で、見るからに掛け声だけという要領のよい子がいたり。


「疲れる〜っ!なんでこんな事しなあかんねん」と不平たらたらの子ども。
と、思えば。

大きい子たちに混じって、にこにこと、
何がそんなに嬉しいのか、人懐っこい笑顔を振りまいている幼い子ども。

十人十色。思い思いの顔や、姿。それでも子ども神輿の担ぎ手達は、
どこの祭りに限らず、年々、おとなしくなっている気がします。

大人達も、色あせ、くたびれていくように思うのは、
眺めている、こちらが年をとったせいかもしれないね。

昔は、どこのお人かい…?
というような恐モテの兄ちゃんも祭りには出てきていたなぁ。
上機嫌で、酒のにおいをプンプンさせた、じっちゃん衆も元気だった。

ハレの日。義母はサバ寿司を手作りで何本も作り、そりゃ忙しかったと。
義父が亡くなってからはサバ寿司も買って間にあわしていた。
今年は竹の子と蕗も炊かずじまいで、仕出屋さんのお弁当を頼んでいた。

年を追うごとに、空気が薄れるように、色や、匂いがなくなってくる。
そんな気がするのは、このところウツ気分だから…かも。

では元気付けに妄想に励みましょう。
勝&歳。この二人が居たとしたら、どんな風だったんでしょうか?

「こらっ。ちゃんと引けよ。歳ッ」
お前のやりそうな事はお見通しなんだぜ、と、実直な勝太少年。

「ほいよ。勝ちゃん。な、な、あとで餅喰いに行こうぜ」
なんて言いながら、相変わらず適当にやっちゃってる歳三少年。
(ダンナ宅だと、さしずめ今宮さんの「あぶり餅」かな)

無邪気で、ちゃっかり者の歳三さん。ありえないでしょうか…? 
秋霜のような土方歳三が好きだったのに、いやはや…。

今は、案外、春のような優しい歳三さん像が好きです♪


Sako