京のいけず日記

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2004年02月29日(日) さらば うるう 2月

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1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。  …というのだそうだ。
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2004年 うるうサル年 今年も一つ歳を取り、
新年の抱負など定まらぬままに、早や、2ヶ月が過ぎていこうとしている。

 ここで反省するのかと思いきや…


1月はイ(ヌ)  3月はサル

 


そして 2月は逃げる 
 逃げるといえば・・・ オニっ! …歳三やーい。


新選組!8回目の妄想的感想「どうなる日本」は 
「どやねん新選組」になりそうやで(涙)



6日の誕生日の夜に、
ダンナが贈ってくれた花篭は
狭い玄関の下駄箱の上で まだ元気だ。


さらば 2月

一年でもっともジミな 私のような月 春とは名ばかりの 寒い季節

来年 そして うるう4年後 まだこの日記続いているかなぁ…。

それこそ 鬼 が 笑ってる。

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本の話

津本陽の剣のいのち(文庫)をとうとう読み終えてしまった。
池田屋騒動で物語はダイナミックに終焉を迎える。
迫力のある剣戟シーン(勝や、龍馬、望月も出てくるよ)
外から眺める新選組隊士の描写が新鮮だった。

次の通勤文庫なるものを求め本屋に入る。
フェアと称して華々しく新選組関係の書籍が並んでいるが、
読み応えのある小説のたぐいは少ない。

圧倒的に検証本、ガイドブック、グラフ的なものが多い。
懐かしい新人物往来社発刊ものは、高価なものを除いて、
たいがいのものは、たぶん、一度は読んでいるはずだ、と思う。

目的である文庫本に目を移す。
未だ読んでない文庫を探すのは、当然ながら単行本を探すより難しい。

しばらく物色したが、たいていの文庫は、
ページを繰ると、昔、単行本で読んだ記憶がまだ残っている。
比較的新しい作家さんのは既に買ってしまっている。
そうして我慢できずに新刊単行本にも手がおよぶ。

史実関係もまだらになってきて、ぼちぼち、きちんと押さえたいが、
今、読みたいのは、実録や検証本、ハウツー、グラフ系ではない。
むさぼり読んだ昔のように、夢中になれる
読み応えのある小説、それも、できれば長編が読みたい。

あきらめて、一般の文庫本コーナーへ。
と…、そこで見つけたのが、これ。

中村彰彦 明治新選組 角川文庫 @495

表題作を含む6篇を収めた短編集。
主人公は新選組最後の隊長、相馬主計!
土方のそばで共に最後まで戦った男の話、迷わず飛びついた。

なに、新人物往来社から単行本で出てた…?
あれ、読んでへんかいな?と、ページを繰るが、やはり初だ。
版を確かめてみた。

1989年5月…うわぁ…そりゃ読んでへんわ。無理やったもん。
ちょうど、その半月ほど前に、長女を出産したばかりの頃だ。

今もページに手が伸びるけど、我慢っ。
これは通勤文庫なの。明日からの外出が、すんごく楽しみです♪


Sako