京のいけず日記
もくじ|前の日|次の日
2004年02月24日(火) |
追加/居場所 (新選組!7回目の妄感) |
すみません。アホな感想文は、この先ずっと下です。
子どもの頃の居場所は 私にとって 本や、漫画 だった。
学校では みんなと同じ ひと並び 干渉しあう関係が嫌いだった
生活していくことに必死な親 かまってくれるほどの余裕はなく
何にかにつけ優秀な姉が 自分のことなど二の次にして 母のかわりをしてくれていた
淋しかったのか 家でも 学校でも 空想の世界でよく遊んでいた
そのうち 学校の先生ですら 呆れかえって 笑うしかないほど My World My Way 他人がどう言おうと 幸せだった
ある日、別れをつげた それが居場所や夢などではなく ひたすら自分を傷つけたくないだけの 「逃げ場」にしていたと分かったから
費やした 長く無駄な時間 だけど 今となれば愛しい時間
思春期を迎えた娘に ただ 何もしなくていい そんな居場所の一つを 家に中にあけておいてやりたい そう思う。
歳三が探した最後の居場所はどこだったんだろう…。
--- ● 新選組!第7回目の妄想的感想 「祝四代目襲名」● ---
一言でいえば感想の書きにくい回。 それだけに、つまんなかったなという感じがある。
いきなり土佐勤王党で始まるかぁ…なぜに?…と しょっぱなから少し面くらってたら
今度はにぎやかに左ノの再登場! そして四代目襲名披露の野仕合の始まり、始まり〜。
打ち上げのどんちゃん騒ぎって あとで、まじめな小島鹿之助兄(土方家の親戚筋ですよね)が 叱ったというエピソードがあったんじゃなかったけ??
↑ うろ覚え。不確か。もしかして創作とごっちゃまぜにしてる? しかし、どんどん忘れてるなぁ。小島資料館、とても懐かしいよー。
にしても どんちゃん騒ぎ しらける奴だな、手酌の歳さん(笑)
そうそう、なんでつまんなく思ったか。 たぶん、その原因は、これ。 ここで土佐勤王党、龍馬を登場させる必要があったのか。
血判状、軽すぎる。 また土佐勤王党に入りたいとまで言った勇が 捨助のてんごがあったにしろ 龍馬と勇がなんで斬りあう経緯になったのか そのへんがドラマとして分かりにくかった。
だから歳三のかっこつけた 「この人は…。…見逃してやったんだ」 というセリフも響いてこない。
全然、響いてこないのに勇さんだけの目はウルウル。
見せられるこちらは、 何をどう感動していいのか、困ってしまう。 もっとも不自然さを感じたのは私だけかも。勉強不足で。はい。
尊王、勤王、攘夷とか 龍馬とか歴史の役者を出してくるわりに、 背景が描ききれてないんじゃないのかなぁ。 だから近藤の高鳴りにも今イチ共鳴しない。
「俺は用心棒」理屈はないんだけど 時代に生きる人の(勤王の方にしても)切なさが伝わってくる 身びいきかもしれないけれど。
時代を描こうとしてるのか、 近藤自身を描こうとしてるのか どっちなんだろう…? え、どっちも?
と、分けのわかんない生意気な感想はおしまいにして。
勇とつねさん ほんま 初々しい。 京都での勇の女遊びの数々をどう描写するんだろう。興味津々。 香取勇さん、いい表情なってきましたね。あとはセリフが…。
捨助さん、きっと 「おいらも隊士に入れてくれっ」 て京都編にも出てくるんでしょうね。 京都はおろか、甲陽鎮撫隊にも顔を出しそう。出すな。これは。 ついでに箱舘まで行ってくれいっ!
ひそかに嬉しかったのは、 総司が白の大将(彦五郎さん)に迫った時、 山南さんのかわらけは堂々と勝負して割ったのに、 土方には仕掛けなかった。 総司にはたぶん勝てる自信があったはずなのに。
「てめぇ」と言いつつ (う、…俺とやんのか)と内心うろたえる土方
言葉とは裏腹に土方の弱気を見破った総司は (しょうがないなぁ。土方さんには勝てないな)と作戦変更 …にへへ。
いやいや、その前に土方、山南の二人と対峙した時に 目線で会話してたのね。 (さぁて、どちらから先にやりますか) (俺はやだぜ。行けよ 山南)
すみません。ほとんど妄想モードで。 で、今回、印象に残ったセリフは、彦五郎さんの 「歳三 おまえも少し見習え どんどん差がついてるぞ」
実際のところは、たぶん、近藤先生、と筋目を通し、 勝ちゃんとか、近藤さんとか、呼べるような慣れあいの 感覚じゃなかったのかもしれない。
そうだとしても、同じような歳で、近くにいて、男をたてる時代。 それだけに辛かったよね、歳三さん。
「こっち(腕)は総司」「(頭)は北辰一刀流の先生がいる」 「おれはいつまでたっても同じとところにいる」
山本歳三さーん、難をいえば、可愛すぎるんです。 ほんとに大きな目。泣くなよ、と心配になる。 早く…栗塚旭じゃなくて、 外面、固くて食えず、中、柔かく甘い栗のようになってくださーい。
いや、歳三さんの場合はその逆か? 外面は甘く柔かく、騙されて口にすると、堅くて苦い…。 と思いきや、舌にしみいるような…。って、どんな食べもんやねん。
ちょっと横道それますが…。 出演者の名前、たぶん、あれは役者の格からの順番ですね? だから香取勇、藤原総司、山本歳三の順になる。 香取君はスマップでいろんな意味で別格にしても 山本さんと藤原さんは役者さん。
格付けの話となると、 当然、名前の順にこだわる役者さんもいるわけで。
この山本歳三さんは意識したりするのかなぁ。 爽やか系だから「僕はこだわってませんよ」って言うのかなぁ。
んにゃ、にゃ。ぜひ、ここはこだわって、 土臭く自分と向き合って、役にぶつけてほしいな。 そうしたら、少し、土方の歳さんに近づけるかもしれない。
以上、今週の山本歳さんの大きな目の感想でした。…違うて。
来週は「どうなる日本」むむっ。何だかタイトルがすごい。
Sako
|