京のいけず日記
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2004年02月09日(月) |
およよ (新選組!5回目妄感) |
おはようございます。午前様じゃないよ。 昨夜はバクスイ。目覚めたらコタツで着の身着のまま朝だった。 ここんとこ疲れ気味。あと一日仕事行ったら、また休み。嬉しいな♪
…おっ、子ども達が自分で起きてきたぞ。んじゃね。
「土建屋 歳ちゃん♪」(すみません。許して)
勝ちゃん、笑えよ。 これからはサービスの時代だぜ。
なぁに 雑用は俺がやるさ。 ほら 笑え、つーの! 広告になんねえだろ
あのぉ 土方さん
なんだ 総司
社長のこと言えませんよ 顔、ひきつってますよ。 パック中のミツ姉みたいっス。
ほら いつもの 女を口説く時みたいに 自然に笑ってくださいってば
うるせえ てめえこそ、 ヒラメか、カレイか知らねえが その薄っぺらな口、閉じやがれッ。
歳…。 なんだ 近藤さん? さっきから…俺…笑ってるんだがなあ…。
------ ● 新選組!第5回目の妄想的感想 「婚礼の日に」● ------
うーん、なんだこれは? 新選組とは少し違うドラマを見ているような気がします。
佐藤の彦五郎さん。 自宅に道場を設け、新選組の良き理解者であり、 組の台所が苦しい時は、歳三の無心に応じたり、 春日隊を率いるなど、お写真通り気骨のある男気の方の印象。
もちろんお酒も飲まれただろうし、はめも外されただろうけど、 婚礼の日、という、けじめの日に、これでもかの笑いのてんこ盛り…。 それはそれで楽しいが、どうも、ピンとこないなぁ。
おミツさん、おのぶさん、ふでさん、女の人も元気ありすぎ。 となると、どうしても、良いも、悪いも、ホームドラマになってしまう。
武士道がどうの、男だ、と、押し出したものも鼻につくが、 「今」の感覚をそのまま持ってきてしまうと、 時代劇としては違和感を覚えてしまう。
明るく、面白おかしく、お茶の間ドラマとしては 「○」 時代劇としては 「△」 というところでしょうか。 ということで、第5回は 星一つ半!(なんでやねん)
どうも、昨日、黒金さんの絵 (無理に分類分けするなら、ご存知の通りギャグ・ナンセンスの第一人者) を見にいったあとだからかなぁ。
茶化すところは思いっきり茶化してもいいと思ってる。 三谷さんの敬愛する?みなもと太郎さんにしても、 ギャグにしてしまえるほど、新選組が好きなんだと思います。
だけど、三谷さんの「新選組!」は、 ちょっかい出しつつ、無難に濁している、まだ、そんな気がします。 中途半端なら、堂々と、時代劇に取り組んでほしい。 クサイけど雨上がりの後の砂利道みたいな情感がほしいなぁ。 このままホームドラマ的にいくのかなぁ。 面白いことは面白いんだけど…。あは、だから見てる。
ちなみに、感想はひとそれぞれ。 意外や意外、それまで幕末ものは嫌いだと言っていた 往年の大河ファンのダンナさまは、どうやら気に入ったらしい。
ピースメーカーファンの小5の娘も見ては、 時おり、ナイスツッコミを入れる。
ピースメーカーで永倉新八を知り、その後、 難しいとぼやきつつ、池波正太郎を読破した中学生の長女は、 ちらちら見る程度で、新選組としても、コメディとしても それほど魅力を感じてないようだ。
私?私は、はい、新選組、歳三と名のつくものなら、 ギャグから、劇画、少女漫画、歴史小説、史料、やおい系にいたるまで、 なんでも拒まず、じつは、今だってボロクソに言いつつも嬉しいんです。
今週の役者さん
「道場主で終わりたくない…」 香取勇さん、顔の表情はいいんだけど、 あんまり喋らないほうがいいような。
だけど近藤さん、実際、こんな感じのところもあったかも。 思いっきり、理屈ぽい、カタブツ、近藤局長だったら、 それはそれで面白い。
土方の歳さん、お酒注ぎ回っていたね。 根回ししたり、世話やいたり、人の心を読み取ったり、 世話焼きの歳三さん、やっていることが小姑的で笑ってしまう。
そのくせ、桂が持ってきたお祝いの包みを確かめようとして 山南にたしなめられるという、子どもぽい軽挙さ。
このままの感じで副長さんになっちゃうのかなぁ。 となると山南の切腹シーンはちょっと辛いなぁ。
山南さん、役者さんは好きだけど もう少し温厚(ぶきみな温厚でない)な人柄と想像してるんだけど。
あーあぁ。実物の近藤勇、土方歳三、ほんとにどんな人だったんだろう? 本を読み漁って、現場に行って、妄想をたくみにしても つかめないもどかしさ…。本人に会う以外にないかなぁ。無理や〜。。
次回も何やらドタバタバラエティにとんでいそうで、 ちょっとコワイ…。
Sako
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