京のいけず日記

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2003年12月03日(水) 夜になりました…

昼間の落書きの続き・おちゃらけ勝ちゃん版シーン

勝ちゃんに甘える歳三さん

おい いい歳して 鼻水垂らしてんじゃねぇぞ
冥土で ちゃんと待っててやるからよ
泣くな 歳

負けず嫌いだから、見栄っ張りだから、
だから泣き言や弱みは他人には見せなかったと思う。
近藤さん以外には(なんで関西弁やねん)

※勝ちゃん→近藤さんは何度か名前が変わっている。
幼名は宮川勝五郎。その後、島崎勝太→島崎勇→近藤勇となった。

今や、少女向けマンガもTeen小説のたぐいも、
公然とBoysLove系が市場として立派にカテゴリとして成立している。
嫌いじゃないし、不快にも思わない。
時には歳受なんてサイトを見つけて密かにニンマリする。

だけど、私の「男同士」という強い憧れは、それとはちょっと違う。
肉体ではなく心の結びつき、恋愛という感情はない。

現実の世界で男同士で真剣に愛し合っている人はたくさんいる。
頭では理解している。
ただ、男が肉体的に愛し合う…。想像しても、見ても、読んでも、
女の体を持つ私には根っこのところが理解できない。

えーそうなんか。ほんとかなぁ。うわぁ〜。めちゃめちゃエロやんか。
なんちゅうか、オヤジが読む女の人のエロマンガと一緒やで。

実際、新選組にも男色が流行っていたと近藤の手紙に書かれている。
男同士、女の代償ではなく、肉体で愛せるものなのか。
やはり心が先にあってのものか、それとも肉体が欲情するの…。

なんて…って、きゃ〜!…な、なんてこと書いてんのダ。赤面。


愛するってどういうことだろう…?

兄の影響からか、子どもの頃から少年漫画で育ち、男同士の友情や、絆の世界に強く憧れた。

「好き」といえば、好きな男の子の、その群れの中に入りたかった。
組んず、ほぐれつ、ふざけあっている、その男友達の一人になりたかった。

…ちょっと変わっていたのかもしれない。

ダンナも子どもいる。

ダンナは生活を共にする、もっとも信頼、安心できるパートナー。
結婚する時、他の人を探してください、と言うだけは言った。
言われた彼は、それでも恋愛欠陥人の私を選んでくれた。

以来、彼の気持ちに甘えっぱなし。
申し訳ないと思う。
知りたかった答えが理屈じゃないと、失ってから分かるのだろうか。

子どもへの愛情はもっと原始的…。
いびつで心がちゃんと育たない私に、神様が与えてくれた贈り物。
と、思って、今日も子どもに愛の文句タラタラ。

違う…っちゅうねん。

歳三という人物、私は、まっすぐ、まだ見ていない。見えていない。
恋に恋してる子どものように自分の中だけで昂ぶらせている。
夢想遊びを演出せずに見つめた時、
どんな像があらわれるのか、私は知りたい。

裸身の歳三に触れてみたい。

やっぱり好きだぁ、歳三さんっ!(…で、終わるんかい)


Sako