京のいけず日記

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2003年11月15日(土) 寄らば斬るゾ

歳三さん顔アニメ
 ちょっとアニメGIFで遊んでみました→バカヤロォ

有名な上半身像と全身像の写真。トレンディ俳優のような修正版は論外だけど、今まで、慈愛の含みのある、おっさん顔の上半身像がこの上なく好きだった。

軍服姿の全身像の方は背中にゾクっとくるものがあって、実は怖かった。でも今は、この写真が気に入っている。漫画や、軽薄な想像ではオモチャに出来ない歳三。時代を生き、多くの人をも手にかけた真摯な歳三に会ってみたい。
そして、本当に好きなのか。惹かれる理由を確かめてみたい。


実家に行けば単行本であるものも、文庫で目についたら買いまくり。この間、危うく、司馬遼やら、子母沢寛に手が伸びて、うー我慢、ガマン。

出費もさることながら、狭い我が家のどこにおくねん。子供の本も増えてくるし…。みんな、どんな風に整理してんのかなぁ…?ダンナは読んだら処分しろというが、だって、ねぇ。ほかせへん。

そういえば、中場利一のバラガキ、大枚@1600円も出して買ったのに、もう文庫されてて唖然。我慢すれば良かったぁ。

最近、通勤電車の中で読んだ本。

●日本剣鬼列伝((株)大陸書房 文庫 @540円)
複数作家によるオムニバス。作家の好き嫌いもあるが、皮肉にも、新選組以外の登場人物が興味深い。剣鬼というには、近藤勇や、あの沖田総司でさえ、小さいよなぁ、と思う。なのに、なんで、歳三ごときに…。未だ解せない。くそっ、と思いつつ、…好き。ぐやしいっ。

●新選組実録 相川司/菊地明(ちくま新書 @660円)
創作ではないが、読みやすい。とりわけ、旧幕脱走軍以降の項が面白い。歳三の行動など引用を引きながら検証されていて、頭の中でミーハー的ごった煮状態のものが整理されていく感じです、はい。

そうそう活字ではないが、週刊ポストで子連れ狼の連載が始まった。
テレビはあまり興味がないので見ていないけれど、(故)小島剛夕さんの作品好きでした。首切り朝とか。もち新選組ものも。
 
白土三平のカムイはどうなっちゃうんだろうか…。


Sako