京のいけず日記
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2003年10月31日(金) |
辛口娘復帰!オキタくん失敗の巻 |
上の娘の中間試験が終わってパソコン解禁。 「お母さん、色塗るのん、レイヤー使ってないやん」 「顔ばっかり書いてたら上達せえへんで」とか、 中々口うるさい。(ほっといてんか) 15歳の沖田くんの顔、小ひらめ顔?うーん?? …手だけ登場の総司です。
ガキデカ総司 「土方さん、ヒマなんでしょ。今日こそ稽古の相手してくださいよ。ねぇ」
ダンディ歳三 (やだよ。ガキのおめぇにやられるなんてよ)
苦りきってる歳三さんに近藤さんが助け舟。
勇先生 「おい、総司、離してやれ。歳さんは、今からわしの使いで公用なんだよ」
歳三(そ、女のとこ)・・・・・・なんて、の図。 ありえないかぁ。
沖田総司と歳三の関係はどのようなものだったのだろう?燃えよ剣をはじめ、多くの小説などでは、まるでおみきどっくりのように微笑ましく描かれている。そうであれば楽しいが、そうじゃないかもしれないなぁ。
自分と一つ違いの近藤さんは芋道場ながらも道場主。妻子も持っている。それに比べて自分は…と、うつうつと思った時期があったに違いない。剣を比べれば年下の愛弟子、総司に及ばない。食客仲間は一応みんな武士で、分別、常識においては、山南さんにかなわない。
負けずぎらいの歳三さんだけに、コンプレックスもあっただろう。でも賢い人だから、最初から、みえも張らなくてもいいように、ふだんは輪の中から一歩はずれていたような気がする。
あの頃の時代は年功序列なんてどうだったんだろう。兄弟といっても長兄と末っ子では家族の中でも扱いが違ったように、今のような、みんな「オトナコドモ、トモダチ」の関係ではなかったと思う。
だからある程度のラインがあって、その上での付き合い、愛しさ、だったんだろうか。願わくば「天まであがれ」の二人のような関係であってほしい。 そうでなければ、仲が漫才コンビのように良くなくてもいい。ただ総司が、歳三さんを恨む、嫌う、ような事だけはなかったと切に願う。
笹沢佐保「沖田総司−剣士燃え尽きて死す」沖田が主人公の小説。あんがい、みんながそれぞれにこんなもんだったんだろう。
土方をつきはなす沖田の視線が痛い。
Sako
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