京のいけず日記

もくじ前の日次の日


2003年10月29日(水) 愛し方が分からない…。

我ながらアホやんなぁ、と思う。
いったい幾つになったん、と、もう一人の私が呟く。

はじめてのHP作り、はじめてのHTML、三日坊主でも、好きなものなら何とかできるかもと、テーマを新選組、土方歳三にした。どこぞの球団のにわかファンではない。年月だけなら、追いかけて四半世紀以上、マジメな内容のものになるはずだった。ところが、落書き小僧と、歳三の妄想熱に浮かされていっこうに進まない。

…でも、どうして、こんなに惹かれるのだろう?
新選組など取るに足りない子供じみた集団。土方歳三などは、なまじ顔がいいばっかりで、自分がいなければ、この会社は駄目になると思い上がっているオヤジみたいな小さな男。結局、援軍も動かせなかった、それだけの器の男ではなかったかと、思いっきりコキおろしてみる。

箱館の歳三 三十四歳


…しかし、こんなに色んな愛し方(もとい遊ばれ方かも)されている人物も珍しいよな。歳三受専門のやおい系サイトがあるかと思えば、膨大な量の資料をあげた史実命のサイトがあったり、そうかと思えば、むつけきおじさん達?が、俺の新選組や歳三を熱く語っている。

土方歳三がどんな人物だったのか、私には未だに分からない。なぜに惹かれるのか分からない。だけど、例え、カッコよく生き抜けたのは、実はポリシーなど何もなくて、ただ偶然と単なる流れでそうなっただけであっても、お調子者の女たらしでも、まさかと思うが衆道の気があっても、

たぶん、それでも、歳三が好き。

ほんとうの生きた土方歳三に会いたいよ。
でないと、ますます駄目男になっちゃうぞー、出て来い、歳三っ!


Sako