井口健二のOn the Production
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2008年06月01日(日) 第160回

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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。       ※
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 今回も記者会見の報告から。
 まずは5月19日に、『カスピアン王子の角笛』の出演者及
び監督と製作者による記者会見が行われた。この会見では、
新しい情報はあまりなかったが、会見中ルーシー役のジョー
ジー・ヘンリーから、「次の撮影では監督も年長の兄姉もい
なくなるけど頑張りたい」との発言があった。この発言は、
第3作では原作通り4兄弟の内の年長の2人は登場せずルー
シーとエドマンドが中心になることを示しているが、同時に
監督のアンドリュー・アダムスンの降板も明白になった。
 因に次回作の監督には、『007/ワールド・イズ・ノッ
ト・イナフ』のマイクル・アプテッドの起用が報告されてい
るものだが、今回の発言でそれは確定と考えていいようだ。
しかし、物語についてはまだ情報が交錯しており、第3作の
映画化が、“The Voyage of the Dawn Treader”の単独にな
るか、あるいは“The Silver Chair”を併せたものになるか
は明瞭ではない。実は会見では製作者からのその辺の発言も
期待したが、それは出なかった。なお第3作の全米公開は、
2010年5月7日の予定になっているものだ。
        *         *
 記者会見はもう一つ、5月28日に『シティ・オブ・メン』
の監督パウロ・モレッリの会見も行われた。ここでは、自分
で気になっていた前作『シティ・オブ・ゴッド』及びテレビ
シリーズとの関係について質問してみた。その回答は「製作
会社は同じだが、2本の映画は別々の物語だ。また前作では
背景でしか描かれなかった家族の問題を、本作では主に描こ
うとした。メイレレスの作品はhopelessだったが、自分の作
品には希望を込めた」とのことだった。この回答は先に掲載
した映画紹介でも予想していた通りだったが、その裏付けが
取れた感じがしたものだ。
 なおこの質問では、一緒に1959年のマルセル・カミュ監督
作品『黒いオルフェ』(Orfeu Negro)との関連についても
聞いてみたが、監督は「リオのファヴェーラは文化の一つと
言えるものだ。しかしその文化も変化して行く」と答えたの
みで、あまり一緒には論じて欲しくない雰囲気だった。確か
に50年も昔の作品を引き合いに出されるのも迷惑なことかも
知れず、これは当然反応だろう。以後は気を付けたい。
 以上で記者会見の報告は終りにして、以下はいつもの製作
ニュースを紹介しよう。
        *         *
 まずは、ディズニーandジェリー・ブラッカイマー製作の
アクション・アドベンチャーで、昨年11月15日付の第147回
でも紹介したPCゲームの映画化“Prince of Persia: The
Sands of Time”の主演に、ジェイク・ジレンホール(この
ように発音するのが正しいらしい)の起用が発表された。
 ゲームの物語は、古代ペルシャの王子が、人類を滅亡させ
る砂嵐の発生を止めるために、地の果ての王国で大活躍する
というもの。そこには「時の砂」と呼ばれる時間の流れを司
る神秘の存在も関わってくるというものだ。
 この物語から、原作ゲームの制作者のジョーダン・メック
ナーと、2005年に第2次大戦を描いたオーストラリア映画の
“The Great Raid”を手掛けたキャロル・バーナードとダグ
・マイロのコンビ、それに2004年『ダンシング・ハバナ』な
どのボアズ・イェーキンが加わって脚本が書かれたようだ。
 なお、以前の紹介では、脚本家に『ザ・デイ・アフター・
トゥモロー』のジェフリー・マクマノフの名前が挙がってい
たが、その脚本はキャンセルされたらしい。デザスタームー
ヴィの脚本家から、戦争映画と風俗映画の脚本家への交替に
はどんな意味があるのだろうか。
 監督は、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』や、今夏
公開の『コレラの時代の愛』などのマイク・ニューウェル。
文芸作品の演出が続いた監督に、ゲームの映画化は期待した
いところだ。また、相手役には『007』の新作にも出演し
ているジェマ・アータートン、さらにベン・キングスレー、
アルフレッド・モリーナらの共演も発表されている。撮影は
7月開始、公開は来年夏の予定だ。
 因に『ゾディアック』でも注目されたジレンホールだが、
以前はインディーズ系の人気スターという感じが強かった。
しかし、2004年の『スパイダーマン2』製作時には、撮入直
前に負傷したトビー・マクガイアに代って主演が噂されたこ
ともあり、スーパーヒーロー役もおかしくはない。お姉さん
のマギーも“The Dark Knight”に登場したところで、そろ
そろ姉弟揃ってのブレイクを期待する時期のように思える。
この作品がその切っ掛けになれば素晴らしいことだ。
 なお原作のPCゲームは、1989年に第1作が発表され、以
来傍系作品を含めて6作以上が発表されているもので、ディ
ズニーでは映画版のシリーズ化も期待しているとのことだ。
        *         *
 14年前に計画が発表されて以来の懸案となっていたパオロ
・コエーリョ原作“The Alchemist”の映画化が、TWCを
率いるハーヴェイ・ワインスタイン自らの製作により進めら
れることが発表された。
 この作品については今まで紹介のチャンスがなかったもの
だが、原作の物語は、スペイン人の若者がエジプトのピラミ
ッドに隠された財宝を追跡するというもの。原作本は1988年
に発表以来、世界150ヶ国で出版され、累計で4000万部以上
が発行されているとのことだ。
 その映画化の計画は、14年前にワーナーで始められたが実
現せず。その後は俳優のローレンス・フィッシュバーンが、
インディーズ系のAマーク社と共同で権利を買収して、彼の
監督主演で計画。しかしこれもなかなか進まなかった。その
計画に今回はワインスタインが参画したもので、6000万ドル
とされる製作費はTWCが全額負担するとしている。
 またワインスタインは発表の中で、「西洋と中東との懸け
橋となる作品。原作は中東でも成功を納めているものだが、
西洋人はもっと中東を知らなくてはいけないし、懸け橋をさ
らに伸ばさなければいけない」として、この映画化の意義を
語っているものだ。
 なお、監督はフィッシュバーンがそのまま担当する予定だ
が、脚本には新たにオスカー受賞者の起用が考えられている
そうだ。また撮影は、スペイン、ヨルダン、モロッコ、エジ
プト、アブダビなどで行うとしている。因に以前の計画では
1億ドル以上掛かると言われていたこともあったようだが、
VFXの発達でこの種の作品の製作費が軽減されているとい
う状況もあるようだ。
        *         *
 1994年に映画化された『依頼人』などの作家ジョン・グリ
シャムによる最新ベストセラー小説“Playing for Pizza”
の映画化権が、7桁($)の金額で契約された。
 契約したのはマイク・メダボイ主宰のフェニックス・ピク
チャーズ。物語は、アメリカンフットボール(NFL)のベ
テラン選手が引退後にイタリアのセミプロチームに招かれる
というもので、正にタイトル通りのお話になりそうだ。
 グリシャムといえば、1993年映画化の『ザ・ファーム』か
ら2003年映画化の『ニューオーリンズ・トライアル』まで、
法廷/弁護士ものが有名で、特に1996年に映画化された『評
決のとき』では映画化権料が600万ドルで契約されるなど、
破格の契約金でも話題になっていた。
 その新作の内容は上記のものということで、従来のテーマ
からはちょっと外れている気もするが、それでもこの金額の
価値があるのだそうだ。因に契約したメダボイは、1988年に
ケヴィン・コスナーが主演した『さよならゲーム』のような
ハートに訴える作品になるとしている。
 しかしその一方で、通常6桁の原作料に対して、今回の契
約は「高過ぎる」という意見は依然根強いようで、これから
選ばれる脚本家には、かなりのプレッシャーになりそうだ。
 なお、グリシャム原作の法廷もの以外の作品では、2004年
に“Christmas with the Kranks”というコメディ作品が、
クリス・コロンバス脚本、ジョー・ロス監督で映画化された
が、日本では未公開で終っている。基本的にコメディの日本
公開は厳しいところがあるが、本作はどうだろうか。
        *         *
 『ランボー』や『ソウ』シリーズなども手掛けるライオン
ズゲート社が、スチュアート・ギブスという作家のデビュー
長編“The Last Equation”の映画化権獲得を発表した。
 小説は、E=MC²の方程式などでも知られるアルバート
・アインスタインが最後に考察していたとされる「パンドラ
方程式」の謎に迫るもの。その方程式は、原子力の利用を容
易にして、エネルギー問題を根本的に解決できるものだが、
その一方で原爆の製造も簡単にし、その悪用を恐れたアイン
スタインは、一旦解いた方程式を死の直前にすべて破棄した
とも言われているものだ。
 そして小説では、その方程式が再発見され、それを悪の組
織より先に解くために、逃亡中の犯罪者と数学の天才に助け
が求められるとなっており、『ダ・ヴィンチ・コード』のよ
うな一種知的なゲームが描かれることにもなりそうだ。
 またこの脚色には、前回ワーナーと宇宙SFのオリジナル
脚本“The Ditch”の契約を紹介したサッシャ・ペンの起用
が発表されている。因にペンは、2006年に“Unknown”と題
した別の脚本をライオンズゲート社に売り込んだことがある
そうで、それを気に入っていた同社の幹部が今回の起用を決
めたとしている。
 元々はドキュメンタリーの製作者という紹介のペンだが、
ホラー作品のリメイクを手掛けたり、SF/ファンタシー系
にも詳しいようだ。ちょっと期待して見ていたい。
        *         *
 テリー・ギリアム監督が、2000年に撮入後、挫折した映画
“The Man Who Killed Don Quixote”の撮影を、2009年に再
開するとの情報が伝えられた。
 この挫折に至る経緯は、ドキュメンタリー映画“Lost in
La Mancha”にもなったが、当時紹介された挫折理由の一つ
には、ドンキホーテ役で出演していたフランス人俳優ジャン
・ロシュホールの体調不良が挙げられていた。そして今回の
情報は、その役柄をイギリス人俳優のマイケル・ペイリンと
話し合っているというものだ。
 なおギリアムとペイリンはモンティ・パイソン時代からの
盟友でもあるが、実はペイリンは今年2月に映画界からの引
退を表明しているそうで、今回の情報ではその去就も注目さ
れている。しかし情報源のイギリス紙によると、ギリアムは
「ペイリンは映画にカムバックして、最高のドンキホーテを
演じてくれるはずだ」として、実現を確信している様子だと
いうことだ。
 この計画の再開の噂に関しては、クリストファー・リーが
ドンキホーテ役に立候補したなど、過去にも何度も報じられ
てきたが、いつも空振りだったもので、今度こそ実現となっ
て欲しいものだ。
 なお相手役には、もちろんジョニー・デップの再登場が予
定される計画だが、デップは、急遽出演したギリアム監督の
“The Imaginarium of Doctor Parnassus”に続いては、予
定通りマイクル・マン監督の“Public Enemies”の撮影に入
っており、その後は“Shantaram”“The Rum Diary”、また
“Sin City 3”“Dark Shadows”(ティム・バートン監督?)
など噂の計画も目白押しで、全ての計画が実現したら、その
スケジュール調整も大変になりそうだ。
        *         *
 お次は、往年のスーパーヒーローの映画化で、1930年代に
コミックスと連続活劇でも人気を博した“Flash Gordon”の
映画化権を、現在版権を所有しているハースト社からソニー
が争奪戦の末に獲得したことが発表された。
 この計画については、2004−05年頃にスティーヴン・ソマ
ーズ監督、ユニヴァーサル製作で進められていたことがあっ
た(第69回、第85回等参照)が、どうやらその時の契約の期
限が切れたようで、新たに権利の争奪戦が行われてソニーが
獲得したとのことだ。因に、契約金の金額は6桁($)で、
映画が完成したら7桁が支払われるとされている。
 またこの計画には、『サハラ』を監督したブレック・アイ
スナーの参加も発表されており、製作はソニーに本拠を置く
『バンテージ・ポイント』などのニール・モリッツの担当で
進めることになるようだ。
 オリジナルは、1934年にアレックス・レイモンドによって
始められたコミックスだが、1936年、38年、40年にバスター
・クラブ主演の連続活劇として映像化されて人気を博した。
また映像化では、1980年にディノ・デ・ラウレンティス製作
による大作映画化も話題になったもの。そのヒーローが装い
も新たに再登場することになりそうだ。
        *         *
 一方、同じくバスター・クラブ主演による連続活劇が評判
を呼んだ“Buck Rogers”にも映画化の計画が持ち上がって
いる。
 このオリジナルは、1928年のアメージング・ストーリー誌
にフィリップ・F・ノーランが発表した2篇の中編小説によ
るものだが、1929年に新聞の連載コミックスとして登場する
や絶大な人気を博し、33年にラジオドラマ化、そして39年に
はユニヴァーサルによる連続活劇が製作されている。なお、
33−34年に開催されたシカゴ万博に10分間のプロモーション
映画が上映されたという記録もあるそうだ。
 さらにこの原作からは、1950−51年と、79−81年にテレビ
シリーズ化もされているが、実は今回の映画化の切っ掛けと
なっているのは、1990年代にゲーム作家としても知られるフ
リント・デイルが発表したグラフィックノヴェルの存在で、
そのデイルの脚色と製作で計画が進められているものだ。
 そしてこの計画に、アクション映画専門のヌ・イメージス
/ミレニアムの参加が発表されて、本格始動となっている。
 またこの計画には、“Sin City 3”も進めているフランク
・ミラーの監督情報もあり、『300』の成功にも貢献した
ミラーの参加には期待が膨らむところだ。
 因に、ミラーの参加は以前から噂されていたものだが、つ
い先月にも否定のコメントが出されるなど、情報は交錯して
いた。しかし今回は、ヌ・イメージスの幹部が、「契約には
至っていないものの、最有力の候補だ」と発言しており、可
能性は高くなっているようだ。なお、映画の製作費には4000
万ドルが想定されているそうだ。
        *         *
 ところで、今回このようにスーパーヒーロー物の計画が相
次いだのは、『アイアンマン』のヒットの影響が大きいそう
だが、その製作会社のマーヴェルからは前回紹介したのとは
別の計画が発表されている。
 その作品は“Runaways”という題名のもので、本国の情報
でもあまり知られていないシリーズとされていたもの。しか
も、この映画化の脚色には、オリジナルのコミックスを手掛
けるブライアン・K・ヴォーンが起用されるとなっている。
つまり、あまり知られていないシリーズだから、原作者が脚
色するのが一番だが、特に映画の専門家でない人材を起用で
きるのも、ヒット作を生み出した自信の現れと言えそうだ。
 物語は、10代の若者たちのグループが自分たちの家族の秘
密に気付く。それは彼らの両親たちが、実は人類を敵とする
超悪人だったというもの。そこで彼らは家を飛び出し、彼ら
の両親の起源と自分たちに課せられた使命を探す旅を始める
…というものだ。かなり面白そうなお話だが、実はコミック
スの開始が2002年で、それでまだ知名度も低いのだそうだ。
 因にマーヴェルには、凡そ7500のコミックスシリーズがあ
るのだそうで、その多くは著名なものではない訳だが、今回
の“Runaways”のケースが成功したら、今後はそれらの作品
にも光が当たるチャンスが多くなりそうだ。
        *         *
 2005年12月紹介の『ジャケット』や、新作『告発のとき』
なども手掛けるサミット・エンターテインメントが、1986年
にラッセル・マルケイ監督でスタートしたファンタシー・シ
リーズ“Highlander”のリメイク権獲得を発表した。
 オリジナルは、クリストファー・ランバート、ショーン・
コネリーの共演で、謎の賞品を目指して永遠の戦いを繰り広
げる不死者たちの争いが描かれた。その後、物語はシリーズ
化され、その経緯は2004年9月15日付の第71回でも紹介した
ものだ。因にこのとき紹介した“Highlander: The Source”
とアニメーション作品は、それぞれ昨年6月と8月にイギリ
スで一般公開されており、この内“Highlander: The Search
for Venegeance”と題されたアニメーション作品は、今年の
7月に日本公開も予定されているようだ。
 そのシリーズのリメイク権だが、つまり計画はシリーズを
継続するのではなく1から始め直すもので、その脚本家に、
『アイアンマン』を手掛けたアート・マルカム、マット・ホ
ロウェイとの契約も発表されている。そして物語は、オリジ
ナルと同じく現代と中世のスコットランドを背景にするが、
オリジナルよりも広く世界中が舞台になるような展開が考え
られているそうだ。
 因にサミット社では、年間10−12本程度の中規模の作品を
配給して行く計画とのことで、本作もその一環となる作品だ
が、本作には特にシリーズ化の期待も持たれているものだ。
        *         *
 後は短いニュースをまとめておこう。
 2006年のヒューゴー賞長編部門を受賞したロバート・チャ
ールズ・ウィルスン作“Spin”の映画化権が、『最高の人生
の見つけかた』で主治医役を演じていたロブ・モロー主宰の
プロダクションと契約されたことが発表された。原作の物語
は、火星での生命の発見によって引き起こされた『スピン』
と呼ばれる人類滅亡の危機に対抗する若い科学者を描いたも
のとのことで、これだけでは何かさっぱり判らないが、原作
はこの後に“Axis”“Vortex”と続く3部作の第1話のよう
だ。因にモローは、2000年に“Maze”という作品の脚本、監
督、主演で映画祭の受賞なども果たしており、本作でも同様
の関わりが考えられる。
 フィリップ・K・ディック原作“Ubik”の映画化権が、昨
年10月に紹介した『ペルセポリス』などを手掛けるセルロイ
ド・ドリームスと契約され、2009年の製作を目指して進めら
れることになった。この原作の映画化については、昨年10月
15日付の第145回でも報告しているが、その時の状況とはち
ょっと違ってきているようだ。しかし、製作にディックの娘
さん達が参加していることは変わりないもので、その1人の
アイサ・ディック・ハケットからは「この作品は父が最も映
像化を希望していたもので、実現できることになって最高に
幸せ」というコメントも発表されていた。前回の報告との関
係がどうなっているか不明だが、問題ないことを祈りたい。
 今年のカンヌ映画祭コンペティションで上映されたアルゼ
ンチン映画“La Mujer sin cabeza”(The Headless Woman)
で脚本、監督を手掛けたルクレシア・マーテルが、次回作に
エイリアン侵略ものを計画している。“El eternauta”と題
された物語は、ブエノスアイレスが大雪に襲われるところか
ら始まり、それを生き延びた人々がエイリアンの侵略者や、
彼らが繰り出す巨大昆虫との戦いを繰り広げるというもの。
大掛かりなセットとVFXが駆使された作品になるそうだ。
南米の映画界もいろいろ面白そうで、日本でもぜひ公開して
欲しいものだ。
        *         *
 3月23日付で少し書いた熊本遠征記を、4月13日と20日付
の最後に掲載しましたので、興味のある方はご覧ください。


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井口健二